Strafkolonie-キャラクター資料館【本家/学園共用】
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fld_lock.gif ジェラルドとふしぎなメモ
投稿日 : 2020/05/18(Mon) 20:34
投稿者 ジェラルド
参照先
日記や設定資料など…


≪ジェラルド・ブックス≫
自分が描いた作品
 ・プリンセスと花の魔法
 ・わがままな蜘蛛の女王
 ・ラッキーバニーvsボスドッグ
 ・魔法のトイショップ
< 1234>
件名 絵本の召喚魔法②
投稿日 : 2020/08/08(Sat) 00:07
投稿者 ジェラルド
参照先
《魔法のトイショップ》
『魔法のトイショップ』
魔法が掛けられた不思議なおもちゃが売られているおもちゃ屋でアルバイトすることになった内気な女の子の話。しかし、アルバイト初日にも関わらず、泥棒たちがお店のおもちゃ達を狙っていて…。
登場人物ではなく、おもちゃ屋そのものを召喚する。
そのためある程度の広さが必要。
魔法が掛けられたおもちゃ達による人海戦術。
ぬいぐるみは魔力に応じて巨大化し、物理攻撃。
飛行機は飛び回って撹乱、また煙による視界遮断。
ドールハウスは家と同等の大きさになり数秒〜数分対象を閉じ込める。また防御にも使用できる。
おもちゃは呼び出すほど魔力を大量に消費する。
おもちゃの破壊は可能だが、店自体に実体は無く壊すことは出来ない。
店内では内気な女の子がカウンターの影からちらちらと伺う様子が見えるだろう。
件名 ジェラルドとふしぎな防具③
投稿日 : 2020/07/15(Wed) 00:28
投稿者 ジェラルド
参照先
【装備詳細】

スチームパンク風衣装(ゼノン様製作・詳細は資料館にて)

 シルクハット:頭部防具/気配遮断/魔力タンク/電灯
 シャツ:魔除け/防毒/吸毒/中和
 インナー:涼しい
 タイ:シャツ同様
 ウェストコート:防刃/防炎/防弾/対貫通/対溶剤類
 ロングコート:同上
 ボトムス:防水/防刃/防炎/弾や貫通にちょっと強い
 レザーポーチ:たくさん入る
 ブーツ:とても頑丈/重くない
 懐中時計:魔力タンク/電灯


≪ロングコート≫
 ウェストコート同様だが、重ねる布を減らすことで、皺や動きが自然に見えるように。
 艶のある金縁の黒釦。腰元の飾り二連ベルトは、ポーチなどを吊るために。

≪ブローチ≫
 時計に大きな歯車を重ねたデザイン。
 時計部分に、積み重ねた本と、開いた本が彫られている。
 ウェストコートの襟や、コートの胸ポケットなどに。

≪ボトムス≫
 ウエスト部がショートコルセット風デザインになっているズボン。
 ボタン式サスペンダー付き。黒と生成系の白の二色。
 ウエストの細身飾りベルトに、ポーチなどを吊るように。
 裏地に防水エンチャント、表面に撥水加工を施す。
 星紡布を使用した薄手かつ頑丈なつくり。
 機動性を重視し、裏地にのみ薄く樹脂を重ねた素材を。

≪レザーポーチ≫
 光の具合で、蔦状模様が浮かんで見える。
 内部拡張エンチャントにより、コンパクトな見た目に反してたくさん入る。
 サイドポケットは、ペン等の小物を入れる想定。
 Dカンとアミナスカンのついた革のパーツを用いて、ズボンやコートの飾りベルトに装着する。

≪ブーツ≫
 ダークブラウンのレザーブーツ。
 炎上しにくい本革に、防水のエンチャント。防水ファスナー。
 つま先部分に、ウェストコートに使用するものと同じ樹脂を仕込み、
 ウェストコート同様のインソールと内張を使用し、戦闘靴めいた頑丈さを持つ。
 内部に風魔法の術式を刻むことで、換気性を持たせている。

≪懐中時計≫
 二連チェーンのハンターケース式懐中時計。
 ゴーグルと同じく、魔力をため込むつくり。
 ねじ巻き式の時計としても扱えるほか、
 上蓋のボタンを押し込むと光る。懐中電灯。
 
件名 ジェラルドとふしぎな防具②
投稿日 : 2020/07/15(Wed) 00:25
投稿者 ジェラルド
参照先
【装備詳細】

≪シルクハット≫
 シルク特有の光沢をもつ、頭部防具としても扱えるハット。
 クラウン内部に耐衝撃のエンチャントが刻まれており、
 エアクッションのように衝撃を吸収する。

≪飾りのゴーグル≫
 魔力タンク。
 向かって左側のレンズには歯車が組まれ、魔力を取り込む際に回るようになっている。
 横の石飾りを押し込むと、気配遮断の術式が発動し、
 エネミーに見つかりにくくなる。
 向かって右側のレンズは、横の石飾りを押し込むと光る。懐中電灯。
 
≪シャツ≫
 生成色の柔らかいシャツ。
 膨らんだビショップスリーブタイプと、フレンチカフスタイプの二種類。
 星紡を一度、聖蛇の透き通った血に浸すことで、魔除け/解毒効果を持つ。
 呪術、毒等の有害物質を除け、
 経口摂取などで取り込んでしまった場合には、汗腺から吸引し、中和する。
 下記ウェストコートと同じ素材の、薄手の肩パッドつき。
 シャツ内部の除湿に優れる。

≪インナー≫
 吸汗/速乾/冷感効果。暑い日にどうぞ。

≪カフリンクス≫
 フレンチカフスシャツの袖口を留めるもの。
 シンプルな三角デザイン。
 
≪タイ/タイリング≫
 シャツ同様に作られたアスコットタイと、ゴールドのリング。
 
≪ウェストコート≫
 柔軟性を持つ軽量の対物理アーマー。
 光の具合で細身のストライプが浮かんで見える。
 古森で採れる、クッション性と防火性に長けた樹脂と布を重ねている。
 防刃/防弾の他、貫通性の高い刺突攻撃や、溶剤にも耐えうる。
 厚みがあるため、通常のウェストコートよりも皺が寄りにくい。
件名 ジェラルドとふしぎな防具①
投稿日 : 2020/07/15(Wed) 00:20
投稿者 ジェラルド
参照先
【スチームパンク風デザイン防具】
星紡と呼ばれる、星魔力を紡ぎあげた糸を用いた、衣裳感覚で着用できる防具。
星紡は、自然の持つ力(マナ)や、星光を魔力変換して取り込み、魔力が尽きない限りは炎熱や斬撃への高い耐性を維持し続ける。
糸自体が切れにくく、燃えにくい性質を持っているため、魔力が尽きてしまった場合でも、ある程度の耐性は残る。
織り方や糸の重ね方、織りあげる際に用いる染料次第で、硬度や強度が変わるようになっている。

所有者が特別何もしなくても、古森そのものの力や、パーティメンバーが魔法を使用した後の魔力残滓を自動的に吸収し、魔力タンク部(ゴーグル、懐中時計他)へと貯め込む仕組み。


ゼノンにより製作された防具(装備や設定、イラストも描いてくださり、ゼノン様ありがとうございます!)。

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件名 絵本の召喚魔法
投稿日 : 2020/07/09(Thu) 00:36
投稿者 ジェラルド
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ジェラルドブックスによる召喚魔法・効果一覧

≪プリンセスと花の魔法≫
『プリンセス』
色とりどりの花をデザインしたドレスを身に纏った愛らしいプリンセス。
王子様ラブでジェラルドの本の中では常にデートをしている。
一定時間、花を自由に咲かせる力。
花畑の中にいると状態異常や瘴気、痛み、精神的な不安や興奮を少しだけ和らげることができる。

≪わがままな蜘蛛の女王≫
『蜘蛛の女王』
暴走した時と異なり、腕が6本の人型をしている蜘蛛の女王。身長は子供程度。蜘蛛の形のティアラに黒いドレス、美しい容姿。
クールに見えて泣き虫。
鋼鉄ワイヤーのような強靭な糸を繰り出すことができる。
目標を捕らえることや糸を張り巡らせ敵の動きを制限するなど利用できる。

≪ラッキーバニーvsボスドッグ≫
『ラッキーバニー』
アニメーション制作を企画した際に生まれたカートゥーン調の作画のウサギ(モノクロ)。
恋人のハッピーバニーがボスドッグに攫われ、それを取り返しに行ってボスドッグにお仕置きをするという内容。
得意の穴掘りにより瞬時に落とし穴を作成することや爆弾での攻撃が可能。しかし、爆弾は見た目の凶悪さと異なり、威力はかなり低い。壁に対して特攻を持っており壁や障壁には大きなダメージを与える。
件名 物語の世界を抜けて
投稿日 : 2020/06/29(Mon) 20:15
投稿者 ジェラルド
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本の世界で崩壊を迎えるはずだった僕は、此処で出会った仲間たちによって助け出された。
まさか、再び流刑の都へ帰れるなんて思いもしなかった。
もう此処は僕の帰る場所になっている。

蜘蛛の女王達が外の世界へと出ようとしている時、僕は女王の作った結界の中で眠らされていた。

――――夢なのか、現実なのか、僕は真っ白な世界にいた。

自分を囲むような存在感。

そして、どこからか声が聞こえる。

その声は男なのか女なのか、大人なのか、子供なのかわからない…

『あなたは罪を犯しました』
『自分の作者と異なる作者の物語へ入った上、物語の内容を改変しました』
『これはこの世界を揺るがす大きな問題です…』
『貴方という存在はこの上ない危険物質。貴方は物語の主人公という座を降りて頂きます。』

『そして、貴方には≪ストーリーテラー≫の座を与えます』
『貴方は物語の登場人物でありながら、物語を生み出す力があります』
『彼の地は歪んだ物語が流れ着く可能性があります』
『その歪みを修正するのが貴方の役目となります』
『私たちはいつも貴方を見ています。そして、新たな希望を生み出すことを祈っています』

――――そうして、真っ白な世界はさらさらと消えていく。

聞こえる声。
エリクシルやルグ、みんなの声。
僕は目を醒ます。
物語の登場人物ではなくストーリーテラーとして。
件名 崩壊しつつある本の世界Ⅲ
投稿日 : 2020/06/23(Tue) 22:45
投稿者 ジェラルド
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僕がこの世界に残り物語を書く理由。
それは登場人物が暴走し、中途半端になった物語をハッピーエンドに導くため。
それとブルースパイダーを本の外に出さないため。
物語を改変するということはそのキャラクターの全てを塗りつぶして新しいキャラクターにすることだ。
所謂、キャラクターを殺すということだ。
物語を改変し、ブルースパイダーのキャラクターを塗りつぶせば悪役非道の彼も変わるだろうと思っていた。
そうすれば全て終わるはずだった。
だけど、変わらなかった。
どうして?
彼が本の外に出てしまったから?彼が人を殺したから?
色んな疑問が浮かんだ。
改変により女王は動き始め、孤独を恐れた彼女は恐怖により国民を縛り付けた。
その弱みを知っているブルースパイダーは女王に寄り添い2人で崩壊しつつある本の世界に生きている。
そして僕は無理矢理物語を書かされて崩壊までの時間を抑えている。
僕は女王の宝石の結界に閉じ込められ地下牢にいる。
体も限界が近い。
どうすれば…
早く本を燃やしてくれ。
件名 崩壊しつつある本の世界Ⅱ
投稿日 : 2020/06/15(Mon) 20:09
投稿者 ジェラルド
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この世界に来てどのくらいの時間が経過したか分からない。
本の世界は時間という概念が存在しない。
一秒?一分?一時間?一日?一カ月?一年?
もう分からなくなっている。

別な物語の登場人物が別の物語を改変するという禁忌を犯し、ブルースパイダーが外へ出ないようにキャラクターを改変した。
生まれ変わった彼は温和な性格に変わり、犯していた強盗殺人は覚えていないだろう。

その代わり、物語が動き始め主人公の女王が目覚めた。
このままいけば崩壊は止まると思っていた。
しかし、一度壊れたものは元に戻らないようだ。

崩壊が進むにつれて世界が歪む。
キャラクターも歪み始めていく。
女王はこの壊れた世界を失いたくないと僕に物語を描き続けるよう伝えた。
もうどうすることも出来ない、と伝えた。
歪みゆく彼女は狂ったように国民を処刑し始めた。
これを止めたければ物語を書けと彼女は言う。
これを見て僕が断れないのを知っているからだ。
そして僕を捕らえるとありとあらゆる拷問に掛けた。
逃げられないよう足を折られ、死なない程度に切り刻まれ、流れた僕の血で物語を書かせた。
血が止まり、物語を書く手が止まると新しい傷が作られる。
その繰り返しだ。
繰り返される物語の改変に、彼女の歪みは膨らみあがり姿も醜い姿に変わっている。
僕は今、彼女の持つ宝石の中に閉じ込められている。
この中で崩壊を待ちながら最期を迎えるのだろうか。
件名 ≪わがままな蜘蛛の女王≫
投稿日 : 2020/06/14(Sun) 11:28
投稿者 ジェラルド
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≪わがままな蜘蛛の女王≫
深い、それまた深い森の中にそれは美しい蜘蛛の女王がいました。
女王は美しい物が大好きで、美しい物ならなんでも手に入れてきました。
宝石をちりばめたドレス。黄金の玉座。キラキラと輝く美しい蜘蛛の巣。
そんな美しい蜘蛛の女王に求婚する蜘蛛たちがたくさん、そして毎日訪れます。
蜘蛛の女王は言いました。
『妾に其方の持つ一番美しい物を渡せば、結婚を考えてやらなくもない』
そうすると国中の蜘蛛達が女王の元に押し寄せました。
赤い蜘蛛は太陽のように真っ赤に輝く宝石を。
青い蜘蛛は深海のように碧い宝石を。
黄色の蜘蛛は朝焼けのような黄金色の宝石を。
だけど女王は満足しませんでした。
「ええい、妾の満足するものを持ってくることができないとは!皆、牢に入れ処刑せよ」
そう命令し、気に入らないものは次々と牢へと入れていきました。
男達だけではなく、国のみんなまで。
国のみんなが蜘蛛の巣の牢へ入れられると女王はひとりきりになってしまいました。
そこで女王は気づきました。
女王の為に美しい物を献上する者たち。
身の回りの世話をする家来たち。
当たり前だったことがすべて失われてしまった女王は、自分ひとりでは何一つ儘ならないことに気付き後悔します。
女王は国のみんなを牢から解放すると宝石の様な大粒の涙を流して謝りました。
すると青い蜘蛛の男は言いました。
「女王様、貴女の涙も美しいですが笑った顔が一番美しいと思います。」
口々に蜘蛛達は女王を慰めます。
女王は思いました。この国で一番美しいものは、此処に居るみんななんだと。
そうして女王が笑うと、みんなが笑いました―――――

(アントニオの持つブルースパイダーの本の表紙と内容が書き換えられている。作者もジェラルド・グリーンフィールドと書かれている。しかし、文字は血のような真っ赤な色で、時間が経過するにつれて文字が劣化するように少しずつ崩れていくだろう。
件名 崩壊しつつある本の世界
投稿日 : 2020/06/14(Sun) 11:25
投稿者 ジェラルド
参照先
―――――崩壊しつつあるブルースパイダーの本の中。

深い森の中にある玉座。そして大きな蜘蛛の巣。
玉座には女王が眠っている。
玉座の前では男達が女王を巡って殺し合いを続けている。
だれも望まない残酷な世界。

少し離れたところでそれを見る僕と青い刺青の男、ブルースパイダー。
アントニオを逃がして、ブルースパイダーの剣が僕の胸を貫こうとしたところからだ。
その刃を手で握る。痛い、痛い。血が指の隙間から溢れて刃を伝って滴る。
僕は苦痛に歪んだ顔でブルースパイダーに告げる。

「この世界は禁忌を犯している。いずれ崩壊するだろう。だけどこのまま終わるにはバッドエンド過ぎる。僕も君もアントニオが本が燃やせば消えるんだ。だから最後にもう一つ物語を描かないかい?」

そう誘った。此処が僕の最後の冒険になるのなら、それもそれで良いだろう。
ブルースパイダーのやったことは許されることでは無いけれど、あまりにも不憫だ。
ブルースパイダーも主人公なんだろう。
物語の崩壊が招いた歪み。キャラクターの歪み。
僕もいずれそうなるのかな。
大好きなみんなの幸せを踏みにじって、自分だけの幸せを勝ち取ろうとするバケモノに。
そうなる前に…

「これは…君でもなくあの赤い蜘蛛の刺青の男でもなく、あの女王が主人公だということにしよう」

物語の登場人物が物語を改変することは僕の世界では禁忌だ。
ましてや、他の物語に介入して物語を改変するなんてどうなってしまうのだろう。
もうやけくそだ。

血まみれになった手で、自分持つ本の白い頁に血で文字を書く。
タイトルは…≪わがままな蜘蛛の女王≫
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