『彼』 それがやってくるとことごとくが破壊された。 傲岸不遜、傲慢無礼、傍若無人。不死身で最強無敵。 あまねくを支配し、意のままにならぬことなど何も無い
――はず、だった。
『器』 元生 了良 (もとお あきら)、人間。 平々凡々とした現代日本の高校1年生、16歳。 165cm48kgの痩せぎす。 黒髪黒眼で全体的に地味で特徴がないのが特徴。 目が隠れるほど前髪が長くもさっとした髪型。
お前は人間だったはず https://picrew.me/image_maker/161342
【略歴】 流刑へと流れ着く折に、何が起こったか『彼』の精神は『器』に入り込み混ざってしまった。ゆえに、『器』の肉体には、『彼』の精神と元々の主である『器』の精神が在している。 『器』の肉体の主導権は『彼』のものとなったが、『彼』の異能は『器』の肉体では一切使うことが出来ず、『器』に準ずるものになってしまった。 『器』は肉体の主導権こそ取られてしまったが、『彼』が肉体を行使している間も『彼』の動勢は視ることが出来、また『彼』が休眠している間は『器』が肉体を行使することが出来る。 だが、肉体にも睡眠を取らせないと疲労する。また『器』が肉体を行使中、『彼』は休眠状態となるため、『彼』は『器』の動勢を知ることはほぼない。 『器』の声帯では『彼』の名を発すことが出来ず、『器』は便宜上『彼』と呼ぶ。 |
|