Strafkolonie-キャラクター資料館【本家/学園共用】
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fld_nor.gif 引き出しの奥
投稿日 : 2022/11/29(Tue) 21:00
投稿者 瀬琉
参照先
この世界ではほぼ関係なくなった、昔話や思い出。
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件名 魂プロデュースの件
投稿日 : 2023/07/12(Wed) 19:01
投稿者 瀬琉
参照先
お坊さんのネタ提供でつくったプロフィールです。

【名前】想介(そうすけ)
【種族】人間
【身長】187cm
【年齢】20歳
【職業】旅僧
【容姿】黒髪短髪、茶色の瞳、歳の割に少々年老いた様な落ち着いた顔立ち、そこそこに逞しい体。
【服装】笠を被った旅僧らしいありふれた格好、袈裟懸けにされた風呂敷に小物が幾つか、手には錫杖。
【性格】生真面目で辛抱強い、物静かではあるが情に厚い。
【装備】錫杖:棒術にも使われる杖、先端に鉄輪を幾つも連ねた飾りがあり、獣避けに鳴らしたりとなにかと便利。
【宗派について】
稜鏡宗(りょうきょうしゅう)
曇り無き真理を知り、至る事を説く宗派。
情心と理心という二つの真理を指す言葉があり、宗教内においては二心と呼ばれる。
他の宗派からすれば、リアリストな考えをしているが、地に足がついているともいえる。

【念仏】
万経光明之無尽、智慧相承之無命、二心一静我真至也
(ばんきょうこうみょうのむじん、ちえそうしょうのむめい、にしんいっせいがしんじなり)
「限りない光は人々全ての経験、限りない命は脈々と引き継がれた知識、どんな困難も2つの真理と静かな心があれば真理に至り、乗り越えられる」という意味である。


以下からは設定として考えたものです。
(プロフィールと被るところがありますがご了承下さい)


稜鏡宗(りょうきょうしゅう)
曇り無き真理を知り、至る事を説く宗派。この真理は、仏教的な真理だけでは足りず、現実的な真理を重ねることで正しく行われると考えられている。その為、情心と理心という二つの真理を指す言葉があり、宗教内においては二心と呼ばれる。
彼らが唱える念仏は、「万経光明之無尽、智慧相承之無命、二心一静我真至也(ばんきょうこうみょうのむじん、ちえそうしょうのむめい、にしんいっせいがしんじなり)」というもの。
これは、「限りない光は人々全ての経験、限りない命は脈々と引き継がれた知識、どんな困難も2つの真理と静かな心があれば真理に至り、乗り越えられる」といった意味がある。

情心は、経験や感情、人の心から来る道徳的な思考や判断、考え方を指す。
これらがあることで、罪人にも暖かな心で接する事ができ、罪の真理だけを裁く心に到れる。
しかし、これだけでは情に流されるばかりで、いつしか優柔不断になってしまう。
その為、対となる理心が必要となる。

理心は、人々の知識を取り込むことや他者を理解すると言った、現実的な真理を理解する考え方を指す。
哲学的な思考があり、現実に必要な罪を受け入れ、容認することで世界のあり方を理解する現実主義な心に至る。
しかし、これだけでは理屈のみが先行してしまい、正しいが残忍になってしまうことがある。
その為、対となる情心が必要となる。

この二つを納めることで、この世は住みやすく感じられ、そして守ることで人として大成し、神様にも極楽浄土で来世を始めるまでの英気を養う期間を与えるに相応しいと、認めてもらうことが出来るという考え。
稜鏡とはプリズムを意味し、目に見える光とは本来は幾重の光が重なったものであり、それが世界を照らすのと同じく、人の生きる合間に一元的な答えはなく、変動する部分、不変な部分をどちらも受け入れ、理解するための象徴としている。

農民等に知識と経験からくる情報を伝えつつ、説法を通して倫理や情に関する事も教えることで、極楽浄土に行くことに現実逃避するのではなく、正面から現実と向き合う考えを伝えている。
世界として所謂学者というレベルの博識者はそう多くいないが、無知といえるものが多すぎるほど存在しない状況となっていた。
五戒らしきものもあるが、それは基本という前提条件が添えられている。
殺さねば自身が生きて行けぬ時もある、盗まねば大切な人が飢えて死んでしまう時もある、淫行を慎んでは本能の否定である、嘘をつかねば傷つける時もある、酒を嗜むゆとりもない者に心の安寧はない。
ただし罪に対し、償いを以って誰かに尽くし、誰かに報いる事も必要である。
そして、罪人を咎めるのではなく、罪人のすべてを知り、理解し、その上で正しい情と理を持って応える。
そうするだけで、世界は住みやすい世界へ変わっていくからである。
欲望に対しても否定はせず、正しく向かい合う事を説いている。
性欲や酒、賭け事への願望を否定せず、それと正しく向かい合い、窘める程度に抑えるよう戒める。
それが過剰な願望であるなら、封じるのではなく、正しく発散できる場を作ることで、自身の欲罪と向かい合う。
他の宗派からすれば、リアリストそのものな考えではあるが、神に縋る前に万事を尽くす事が礼節であると考えているが故の教示である。

稜鏡護身之法(りょうきょうごしんのほう)
教義を説いて回る最中、賊や獣に襲われる事や、相手が最初から危害を加えるつもりで接してきた際に対応する為の護身術。
既存の戦闘術では対象を死傷させる可能性が高いため、相手をなるべく傷つけず、その上で自身の身を守りながら無力化するための技を主体としている。
錫杖を用い、矢を打ち払ったり、多数に斬り掛かれた場合でも、武装解除や防御、相手を取り押さえたり転倒させての無力化を行う。
無力化した相手に錫杖の先を突き付ける事があるが、これは「殺意があれば、このまま殺すことが出来た。私は貴方と殺し合いたくはない」という意思表示であり、突きつけた後、直ぐに下がり、杖を地面につく普段の自然体に戻る。

神通力
修練の結果、人から見れば神の力めいたことを成す者もおり、彼らは神通力の持ち主と言われる。
実際のところ、その正体は2パターンあり、真理を極めた事による未来予期と、真の神通力の二種である。
前者は二心を極めたことにより、人の心理や行動をかなりの高確率で先読みすることができるようになったもの。
これにより、先程の護身法を併せることで1対多数においても、まるで背中に目がついているかの如き対応力を見せ、無傷で相手を制圧することが出来る。
これは修練を重ねた者達の少数が至ることが出来るレベルであり、他者からすれば神託を得た僧の様にみえる。
後者はその更に先へと至り、奇跡と呼ばれるような超常的現象を発する存在となったパターン。
念動力やテレパシー等を行うことが出来、これらは神の元へ向かうことが決まった者へ与えられる贈り物と言われている。
これらに至る存在は指折り数えるほどしかおらず、存在が非常に稀有である。

設定の再構築について
設定を構築するに辺り、気になった部分としては「限りないもの」に執着する念仏部分でした。
仏教はそういった欲望を断つというか、無限は存在しないという考えの宗派が多いらしいからです。
その為、何が限りないのかを考え、無形であり、人々に伝わることで益になるものとを考えました。
結果として、知識と経験こそが、限りなく無限に引き継げるものであるという形に落とし込みました。
ただ、これだとリアリストが過ぎるため、知識と経験、人情と理解を併せ持つことで、他者を理解し受け止め、その上で罪も飲み込みながら現世を全力で生き、神の前へ胸を張って旅立てる様な思想としました。
その為、多神教でもあり、他の宗派や宗教に対しても寛容であり、良き部分は取り入れ、悪しき部分は習わぬように己を戒めるといった、変化の多い宗派でもあります。
他宗派からは変人扱いされていますが、当人達は気にすること無く人々を救うために頑張ります。
知識レベルは高くないということでしたが、舞台となった世界が日本と同様と考えるとなにげに知識レベルは世界随一だった農民を抱えていたようなので、どのレベルまでとするかを考えました。
恐らく四則計算や読み書きはできるが、学者クラスは稀に生まれるという具合が妥当と考えています。
宗教名は光をテーマにしつつ、ガラスの様な透き通ったイメージということから、水晶に光が通過した時に発生する光の分散から来ています。
目に見えるものですら、こうして見方を変えることで変わるのだからこそ理解を大事にする感じが出ればなと思います。
神通力については、オマケ要素としつつ、参考にしたものへのインスパイア要素でもあったりします。
巫女や占い師達は独自の知識や経験から、神の如き予言をしたことから、神秘的な信頼を得ていたわけですが、それも知識があれば分かることなので、他人から見れば神通力であるというところです。
恐らく念動力なども、知識や経験の果てに得たものかもしれませんが、言葉では説明しづらいものなのだと思います。
神通力と共にあれ、ですね。
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件名 鏡の世界で使われた記録
投稿日 : 2022/11/29(Tue) 21:02
投稿者 瀬琉
参照先
瀬琉の世界で出てきた情報について…。


・魔法少女
瀬琉の世界で、虚獣(ヴォイド)と呼称される魔物に対抗しうる存在。
魔力を操る力と共に、自身と高い適性を持つピュリシャス・ストーンを使うことで魔法を操る事ができる。

元々は古来より加護を受けたとされる巫女達が、人々に妖異と呼ばれる虚獣を祓ってきたのが始まり。
しかし、時代の流れもあり、各神社の家系から必要な数の準備ができなくなってしまう。
結果、魔法少女と名前を変えて、一般からも適正者を集めるに至った。

近年では小学校入学後、毎年男女問わず適性試験を必ず受けることになる。
少年でも反応するケースがあり、その場合は心と体が一致していない子に発生する。
適正持ちの子がいる家庭には、政府からその旨の通知と、担当省勤務を要請する。
見返りとして当人が今後望む進路の優遇、高額な報酬等、様々なメリットが存在する。
また、限りなく可能性を低くしているとは言え、死亡リスクもあり、強制徴用は行っていない。
魔法少女になるには保護者の許可、当人の承認の両方を必要とする。
その為、適正があってもならない子も存在する。

承認された場合、担当省に所属後、教員兼護衛官となる担当を一名宛てがい、貴石の選定と訓練を行う。
訓練と同時に貴石を核とした専用武装の制作、戦闘装束のデザインを経て、全てが完了すると現場勤務となる。
尚、装束が制作ではなくデザインである理由は、貴石を元に衣装を具現化するためである。
(そして、今回の鏡の世界においてそれを経ず変身できたのは、精神の成熟と共に想像する姿が明確化できる為、お手本が不要となったと推察される)
大凡の勤務期間は8~15歳の合間とされており、その子によって異なる。
それより幼い年齢で適性を見出された子は、候補生として案内は出されるが、訓練開始は8歳頃からとなる。
また、期間の上限が15歳程度であるのは、ピュリシャス・ストーンの力が、子供特有の純粋さ等に影響される為である。
羞恥や悩み等が生まれるにつれ、石から力を発揮するのは難しくなり、当人の希望を元に引退手続きが取られる。
尚、最年長記録は現在確定しているのは28歳(瀬琉の母)となっているが、それを超えて引退していない勤務者が一人だけいるらしい。



・ピュリシャス・ストーン(Purecious Stone)
瀬琉の世界で、魔法少女がその力を発揮するために必須とされた貴石。
その見かけは普通の宝石と変わらないが、魔力を当てることで輝きを発する特性がある。
輝く事で貴石である事を示し、適性については眩い光が溢れることで分かる。
石を操る力があるが、石が示す心に適さない場合は鈍い光が灯る。
瀬琉の世界では魔力があることが適正者の証拠となるため、いずれかに必ず強い反応があった。
しかし、ここでは魔力を持つ人間が多いため、鈍い光が発生しても、その全てに高い反応が生まれるとは言えない。

石はそれぞれ7種あると公にされており、情熱のルビー、気高さのアメジスト、純真のダイヤモンド、慈愛のサファイア、凛然のエメラルド、希望のトパーズ、勇気のアクアマリンとなっている。
それぞれに使用できる属性、得意な攻撃があり、どれも一長一短といった性能となる。
これとは別に、公にされていない第8のピュリシャスストーンが、不屈のオニキスである。
不屈のオニキスは特殊であり、負の力をほぼ無限に吸い込む事が可能であり、それを力に変える特性を持つ。

前提として、ピュリシャスストーンは正と負のエネルギーを内包しており、それぞれが均一に入っている。
その為、虚獣達の負のエネルギーに影響されたり、ぶつけられる事で負のエネルギーを増大させてしまう。
このまま使用すると石が指し示す心の暴走を招き、結果として虚獣達を先導する魔の手先に変わってしまう。
この状態の石を担当官達は区別するために、ジェムストーン(原石)と呼ぶ事がある。
これを浄化するのが、不屈のオニキスの役目とされている。

前述の通り、石としては無限に近いが、使用者が耐えられるかは別の話である。
精神が未熟な少女達が使えば、あっという間に闇に落ちる。
その為、唯一子供の使用が禁じられ、大人だけが持つことが許されている。
他のピュリシャスストーンに比べると、本来の力の発揮が難しくなるはずなのだが、仕事に対する並ならぬ決意がその力を引き出している。
それでも負のエネルギーによる暴走リスクがある為、主戦力になることは出来ない。
そういったデメリットと相反してメリットもあり、負のエネルギーを吸い出す事で、吸い出す元となった石の力を受け取ることが出来る。
例えばルビーから負のエネルギーを吸い出すと、ルビーの力を得ることが出来るということだ。
但し、負に染まった力となるため、虚獣に使うには一旦自身の中で浄化し、正の力へ変換する必要がある。
その力を応用し、手元にあるピュリシャスストーン全てに正の魔力を注ぐことで、彼女達を強化する結界を張る事ができる。
鮮やかな輝きから、万華鏡の祭典(カレイド・フェスティバル)と呼ばれており、目にする事は稀な光景だったりする。
この力は、とある事件を教訓に生み出されたと言われている。




・環境省虚獣(きょじゅう)部聖女童(せいじょどう)課と担当官
魔法少女を束ねる省庁、虚獣は性質的には獣に近いというのもあり、扱いとしては熊や猪と同じ害獣である。
瀬琉同様ここに所属する職員は、担当官や護衛官と呼称される事が多い。
担当官は独り立ち前の魔法少女に付く専属職員、護衛官は前述の担当の穴埋めや独り立ち後の魔法少女の護衛を担当する。
彼らの仕事は幾つかあり、その一つに魔法少女の育成がある。
魔法と武器を用いた戦闘の手解き、座学等を行い、大凡1年程度の教習を経て独り立ちとなる。
魔法に関しては、これまで魔法少女が使ってきた魔法の術理を解き、その使用方法やノウハウを教え込む。
武器を用いた戦闘は、それぞれが望んだ武器に適した戦闘方法を指南する。
その為、担当官はオニキスと同化させた武器以外にも精通する必要があり、血の滲むような鍛錬を経て任に着く。
瀬琉自身も得意とする剣術以外も修めている。
また、候補生達が拉致誘拐される可能性もあるため、常に武装を傍に置き、彼女達を365日24時間護衛する。
基本的には日中は担当官が鍛錬と兼任で傍に着き、それ以外の時間は、護衛専門の職員が彼女達に姿を表すことなく護衛する。
ちなみに拉致誘拐される理由は、彼女達が特別であるため、その存在を欲して裏組織に依頼する輩が極少数いるのが一つ。
もう一つは、ピュリシャス・ストーンと使用者となる彼女達を己の国の魔法少女にすべく拉致するケースとなる。
後者は所謂独裁国家等、国際的に孤立無援の国家が行うのが殆どであり、各国でも魔法少女の保護には目を光らせている。
それもあり、街中等帯刀が難しい場合は拳銃を携行しており、任務用車両には小銃や防弾盾が搭載されている。
ピュリシャス・ストーンの探索も彼等の任務であり、探索担当の職員は貴石探索鏡と呼ばれる手鏡を使い、各地を歩き回っている。
この鏡は、八咫鏡の分体として作られている。
ピュリシャス・ストーンになりえる宝石を見つけた時、小さく振動し、鏡に周辺の景色を浮かび上がらせて位置を教えてくれる。
そして見つけた石の浄化も、彼等の仕事である。

そして最大の任務は、魔法少女を必ず生存させる為に、汎ゆる手段を尽くす事。
直球な表現をするならば、彼女達を生かす為であれば担当官達は死ぬ事も任務であり、他者を殺して活路を切り開くのも使命となる。
本部に最低限浄化と教育が行える人員は確保している為、最悪現場にいる担当官が全滅しても問題ない。
瀬琉を含め、担当官達は常に死ぬ覚悟をしつつ任務にあたっており、それを悟られないように演技するのも仕事となる。
ちなみに、魔法少女が死ぬ可能性があると世間で批判されたり、そういった意見を上げる団体に揶揄される事もある。
だが、魔法少女という名称に代わってから、彼女等が死亡した事例は今のところ1件のみであり、担当官はその何十倍も殉職している。
この事は公にされておらず、殉職者は行方不明、事故死等と処理されるケースが多い。
家族には事実を明かされているが、それが明るみに出ることはない。

彼等担当官の出自も特殊なケースが多い。
瀬琉の様に両親のどちらかが魔法少女経験者であったり、神社の家系の者。
その神社に仕えていた武家の血筋の者や、防衛省や警察庁の幹部の子息等もいる。
瀬琉の後輩を防衛省幹部の息子なのだが、腕は立つが強烈なほどのステレオタイプオタクだった。
家の中で鼻つまみ者だったが、聖女童課から声がかかり、そちらへ就職した経緯がある。

出自は異なれど、担当官が望むのは魔法少女を無事な引退まで支える事。
その為に罵られようと、蔑まされようと、明かされぬ名誉と不可避の死があろうと構わない。
そんな志の面々だけで構成されているのだ。




・霧島家と瀬琉
代々魔法少女を輩出してきた神職一族。
瀬琉の母も魔法少女をしており、9歳から28歳まで続けた最年長記録を持つ。
魔法少女を続けることに一切の疑いがなかった、異様なほどに純粋…というよりは、天然な性格をしていたのもあったと思われる。
幼少期は両親も諸手を挙げて喜び、応援していたのだが、20を過ぎても続ける彼女に次第に心配になる。
そろそろ結婚を考えて欲しいと言われ、はたと足を止めたら、同年代の魔法少女は誰もいなかったことに気づいたといった状態だった。
そんな彼女を心配していた護衛官へ、「もう行くところもないので、私で良ければ貰ってください」と交際を申込み、1年後に結婚。
その1年後に生まれたのが瀬琉である。
母は穏やかで優しく、純粋な心を持つ人であり、瀬琉に惜しみない愛を注ぎ、育てた。
野良猫を見つけると、鳴き真似をしつつしゃがみこんで撫でようとしたりと、何処となく幼さが残るところもあるらしい。
当の瀬琉は、そんな母だからこそ長く魔法少女が出来て、人々に笑顔を齎して、沢山の命を守れたのだと尊敬している。
父は母の引退と同時に内勤の業務へと移り、担当官達を育てる教育役をしている。
物静かながら、子供であろうと大人であろうと丁寧に根気よく武術や術理を教える暖かな人柄をしている。
瀬琉も、そんな父の様に魔法少女や後輩達を引っ張れる担当官になりたいと願い、日々邁進している。
職員の父、魔法少女の母の合間に生まれたのもあり、その後の検査で、オニキスへの適性がとても高いことが判明。
有能な新人として期待され、英才教育の果て、この世界にやってきた。



・金永利英(かねなが・りえ)/スパークル・エリー
『パチっと雷鳴の閃き、輝きの一発必中!ライトニングスター、スパークル・エリーがお相手です!』
瀬琉の教え子の一人、現12歳、手ほどきをしたのは9歳の頃。
丸い眼鏡に三つ編みの大人しそうな少女で、何処となくおどおどとした雰囲気がある。
成績優秀な頭のいい子で、魔法少女としてのレッスンも直ぐに飲み込み、上達も早かった。
叡智と凛然の心を示す緑の貴石に認められ、雷の力を操る魔法少女として活躍している。
名前の由来はTwinkle(トゥインクル)とSpark(スパーク)を混ぜた造語であり、名前は敢えて後ろから読むことでそれっぽくした。
緑基調のミニ丈ジャンパースカートにパフスリーブの白いブラウスを合わせた衣装を纏い、手にしたマジカルアロー(ライトニング・スター)で戦う。
前口上は緊張したり、固まる自分を奮い立たせる他に、魔法少女をするという気持ちの切り替えスイッチでもある。
状況判断や戦術に長けており、仲間と一緒に戦うことで的確な援護や穴埋め等を行い、いざとなれば雷の力による高火力を発揮できたりと、八面六臂の活躍を見せる。
独り立ちした後も、ちょくちょくと瀬琉の元にやってきては、最近の戦いについてデブリーフィングを求めるのだが、実際は必要なかったりする程わかっている。
ただ単に、瀬琉に恋心を抱いているため、どうにか近づくための口実を捻り出しているというところ。
瀬琉はそれに気づいているが、いつかちゃんと恋愛する時が来るだろうと思い、今は知らぬ素振りを決めている。
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