最後に飛空艇スティルアルドギアクワイツを上げて終幕と致します。
ありがとうございました！

錬金術師【ウルク】のハンドアウトです。

これ上げる必要なくないか？！と思いつつも上げたのは、ここにイベントに関わって下さった方たちへの感謝を綴ろうと思ったからです。
なので、ウルクについては割愛致します。
GMとして情報を出したり、展開に誘導をかけたり、（これは余りしたくはありませんでしたが―――）推理に誘導をかけたりするポジションとして作成しました。しかし、当日眠っていたウルクでは情報提供に限界を感じ、オートマタのシラードなどにも出て来てもらいました。事前に用意していた証拠品以外にも出したい気持ちは多々あり、状況に応じて出させては頂いたのですが、溢れる証拠品によってミスリードが発生してはいけないと思って絞らせて頂いたりもしていました。調べて下さったのに何もないとしか言えない事も多々あり、それにおいては申し訳ない限りです。

【探偵の方々】
正直、１日目の情報量の多さに辟易されていないか案じていました。最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。良く分からない――！という苦しみが、終わった今は、何か良く分からなかったけどそれなりに楽しかったかも知れない！に変わっている事を願います。探偵の方々とのやり取り、とても楽しかったです。

キョウさん：タイムラインまで作成して頂き、ありがとうございました。キョウさんとの会話は理屈抜きでどれも楽しかったです。推しです。

アントニオさん：最後のアランとのやり取りで、「俺にも、寄越せっっっ！！！　その傷っっ！！」と痛みを分かち合わせろ！と言う言葉が本当にアントニオさんだなあと思っていました。こんな言葉、僕には言えない。（嫉妬）

エリクシルさん：最後まで、クロニカや他人格の方々を思って下さり、本当にありがとうございます。特にオーランドさんに思い入れを深く持っていらっしゃったのかなあと、二人の関係性を見守っていました。

常夜露さん：「これまでの苦しみを、悲しみを、どうか否定しないで欲しい」という言葉にとても共感し、感銘を受けていました。自由に関してのお話も常夜露節といいますか、常夜露さんらしいお言葉を聞けて良かったです。

柚遊さん：可愛かった…………（結婚しよ。）

錬金術師【クロニカ】のハンドアウトです。

タイムラインも一応は作成していたのですが、もう既に彼女の行動把握されているところとなるので（タイムラインもGM用の簡素な文だということもあり）載せずに置きます。

全ての役職に愛のテーマを設けていますが、クロニカのテーマはアガペー（無償の愛）、見返りを求めない愛がテーマになっています。

高炉室で服毒死を選んだクロニカですが、その理由は「他人格への愛」にありました。自分がアヴェル・アランに殺されてしまう事で起こり得る無用な争いを避けたいという気持ちがあったからです。自分に訪れる死を理解したクロニカは、自分で選んだ結果なのだと、そう知らしめるためにシアンを服毒し、死亡しました。

恐らく、何を考えて行動しているのか分かりづらいキャラだったかなと思います。全ては他人格やシュドーガルに住まう人々の為。それが果たして正しい事なのか分かりませんが、このまま逃げ出したまま滅びの時を迎える事を彼女は良しとは思ってはいませんでした。

ラグランの能力で過去に繋ぎ、クロニカと会話する―――と言った選択肢も無かった訳ではないですが、それでも直接的な打開策には至らなかったかも知れません。

孤児【ディーノ】のハンドアウトです。

成長して行く役職として作成しました。人狼で言うところの女王ポジションです。彼が抜かれたら終わり―――と言う設定なのですが、仮に孤児が死亡してしまった後も最終日まで繋がないといけないので万が一の事態も考えておりました。
全ての日程にハンドアウトが追加されるというハードな役職でした。また、「竜の魔法」の行使者として、最終的な決断を委ねられる形になりますので、とても重責はあったかと思います。

竜シュドーガルの最終目的がかなりエグく、「誰一人不幸にしない」となっています。それぐらいの事を成し遂げなければ、勇者と呼べる人物足りえないという勝手な美学をぶち込んでいました。
そう言った意味では、「過去へ回帰する」というディーノさんの選択は誰も不幸にしてはいないのかも知れません。

１日目の震えて喋れないディーノさんから、３日目のラグランさんの選択を支持するというディーノさんの変化と成長を楽しく見守らせて頂きました。

聖職者【アヴェル】のハンドアウトです。

ほぼ犯人役。人狼で言うところの人狼役でした。
彼だけは最後まで「あなたは犯人かも知れない」という表記のままにしてあります。
正直なところ、１番難しい役職だと思っていました。都のPCを介して、更に二重人格まで表現しろってかなりの無茶ぶりだと思いつつ―――最後の最後、上手い具合に纏めて下さった事に感謝。
弟のアヴェルはかなり地味な設定にしたのですが、蓋を開けてみれば結構派手で………これもPLさんによって大きく左右されるところだなあと勉強になりました。勿論、良い意味合いで。

聖職者が、イベント時間外で孤児（或いはウルク）を襲いに行くかも知れないと考えて「役職者が名前を秘匿して（一発として）出現する事も可能」としていました。

最後、アランが供述（嘘3割ぐらいはありましたが）する・霊薬を奪うなど予想外の行動に出られましたが、「霊薬を破壊」して「孤児を殺して」「全てを破壊したい」という設定のアランならそれはそうだ………とこれもまた納得の展開でした。

全イベント日程を通して、エンターテイナー要素が強い方だなあという印象でした。

聖職者・女優の２日目の僕のポエム（過去の記憶）は敢えて書きませんでした。所謂犯人役に近いポジションなので、自由に動いて欲しいという思いが強く、記憶も自由に作って頂く方が良いと思っての事です。

ちなみに、聖職者（兄）の名前であるアラン・スミシーですが、映画好きの方にはモトネタバレているかなと思います。存在しないという意味合いで引用しました。
アヴェルさん繋がりで―――アベルとカインが有名ですが、カイン（Cain）がアナグラムでニカ（Nica）になる事にイベント中に気付き、凄い偶然だと驚いていたりもしました。勿論、お互いに狙ったものではありませんでした。

賢者【ラグラン】のハンドアウトです。

魔術に耐性がある賢者なので、ディーノが使用した“記憶を奪う魔術”の影響を受けない為、２日目ハンドアウトのタイムラインに関する変動はありませんでした。

聖職者兄（アラン）が、孤児を殺しにかかった時に護る役職―――孤児盾として作成しました。人狼で言うところの狩人ポジでした。
記憶が無く、全体的に怪しくなってしまう孤児をサポートする役目も担ってくれたらいいなと思っておりましたが、完璧なぐらいにラグランさんはサポートして下さっていました。感謝。

２日目のイベント時、ラグランさんの情報（ほぼ）フルオープンっぷりもかなり助かっておりました。犯人ではない人が無実を証明できれば、犯人がおのずと絞られていくものだと思っていたので、「僕が探偵でもラグランは疑えないなあ」と眺めていました。

最後の過去へ回帰する選択は、彼が「家族を失った事に酷く傷ついている」という設定と、「孤児以外の人に余り関心を持てない」と言った性格部分の設定を考えると、ああ……あるよね……と納得の選択でもありました。もっと孤児以外の誰かを愛せるような事があったら、選択は変わっていたのか？は分からないところです。

事実から推理し、仮説を立てる―――とても自発的な思考と行動をされる方だなという印象でした。

軍人【オーランド】のハンドアウトです。

２日目のハンドアウトで「クロニカの心臓を抉りだした」などとあったりして、割と気苦労の多い役職だったのではないかなと思います。
犯人ではないけれど、滅茶苦茶怪しいポジションの人物として作成しました。人狼で言うところのスケープゴートポジ。
気絶タイムの高炉室での経緯上、聖職者（アヴェル）と対立構図になるかと思っていたのですが、最終日までそれとなく仲良く過ごしていらっしゃったのは予想外でした。
オーランドさんがウルクを疑っていらっしゃったので、絶対に欠かせないキーアイテムの霊薬を、どうやってオーランドさんから頂こうか―――と３日目のイベントを作成しながら考えていたりした事も、今ではいい思い出です。

ハンドアウト以外の情報（クロニカとの関係性など）は、自由に枝葉を増やして下さっても大丈夫ですと役職者の方々にはお伝えしていたのですが、一番掘り下げて考えて下さったのがオーランドさんでした。イベントという限りある時間の中、全てを公開できない事を残念に思う気持ちもありますが、オーランドさんの所々のレスで設定が出ている光景を楽しませて頂きました。

何より、「ニカ」という名前を他の方々は余り意識しないかも知れないとは言え―――DRAGONに気付かれた事に感服。

女優【ガーネット】のハンドアウトです。

彼女は魔女であるが為に、ディーノが使用した“記憶を奪う魔術”の影響を受けないので、２日目ハンドアウトのタイムラインに関する変動はありませんでした。
ひたすら聖職者を愛し、サポートする―――人狼で言うところの狂人位置として作成しました。
どこかのタイミングで探偵に心変わりする展開でも楽しいのかなと思いながら見ておりましたが、ガーネットさんはひたすら一途でした。最後まで貫く姿が素晴らしいなあと思う次第。
ウルクで「俺にしとけよ」ムーブをぶちかまそうかと思った瞬間もありましたが、アヴェルさんの格好良さにはどう足掻いても勝てないなと―――戦う前から大敗の予感しかしなかったのでやめておきました。勝てる勝負しかしたくないんや………

そんなアヴェルさんとガーネットさんの医務室でのやり取り、凄く面白かったです。

情報量が多くなってきたので、目的などを明確にさせるべく筆を執った。
個々人の方針は違うかもしれないしそれで良いものだが、ひとまず全体的な大枠を掴むような形を作ってみた。
（ミーティングルームまたは娯楽室に置かれている紙面。これは誰が書いたというよりは――その向こうの"中身"の意思かもしれない。）

【探偵方の目的】
幸せな結末を紡いでカイコの魔女を幸せにする事

《PLの目的》
非日常な舞台で謎を解くという状況でのやり取りや邂逅を楽しみ、気楽に遊んでいただけたらと思っています。

【解決法、解明法】
・クロニカが何故死んだのかを解明する
自分の死を予期していた彼女は「自分の死も織り込み済みで、その先に成し遂げたい何かがあった」可能性が高い。そこに幸せな結末に繋がる何かがあるのではないだろうか。

【するべきこと、やれそうなこと】
・高炉室の扉の開閉記録から、その時間帯に行動できた人物を探る
・2：00の銃声について探る
・ガーネットがどこで誰に変装したのかについて探る

【謎】
・霊薬の行方

――――――――――【解明済】――――――――――
・ディーノが見た【22：00】に娯楽室へ向かった無傷のクロニカについて探る【済：ガーネットが変装したクロニカであった】

・高炉室が高温になったのは？【済：ラグランがコントロールルームから誤操作した】

・【20：40】頃、オーランドがクロニカと３Fに行った理由を探る【済：国からの任務「霊薬を破壊する事」とクロニカの友情との板挟みになったオーランドが、彼女と話し合いの場をミーティングルームで持ったようだ】

・オーランドがクロニカと「すれ違った」「すまなかったと謝っていた」理由を聞く【済：上記の通り】

・ラグランが聞いたという「3発の銃声」について探る（21：00に断続的に２発、2：00に１発。クロニカの遺体には２発の銃弾。）【済：一発目はオーランドが放った威嚇射撃の麻酔銃（ミーティングルーム）、二発目は無線室でディーノが見たという発砲、三発目は2：00に高炉室で聞いた銃声】

・高炉室を（ほぼ）唯一開閉できたマスターキーが高炉室内で見つかった事について探る【済：マスターキーを気にするアヴェルの言葉を受け、ウルクが調べたところ判明した。（2／18）マスターキーと書かれたタグが掛かった鍵（高炉室内で発見された鍵）には、オーランドの部屋の鍵が掛かっていた。つまり、現在オーランドが所持するルームキーはマスターキーである（と下記にて解明）】
→マスターキー？　話がよく見えない、これは誰が確認してくれた？(エリ)
→すまない！詳細修正済です！（ウルク）
→そういう流れだったんだね！　よく分かった、ありがとう！(エリ)

・オーランドの所持するルームキーを調べる【済：キョウから話を聞いたオーランドが自分の所持するルームキーをウルクに調べてもらった結果（2/19）マスターキーであることが判明。オーランドはウルクに鍵を返却し、代わりにルームキーを受け取る。とはいえオーランドのルームキーも証拠品のひとつのため、ウルクが再び調べる必要が出てきたらオーランド立ち会いのもと一時的に貸す旨を伝えた】（オーランド）（GM様に確認済）

・背中の大傷
【ガーネット】【アヴェル】【ラグラン】【オーランド】【ディーノ】に共通する背中の傷は、クロニカの背中にもあったわ。（【ガーネット】）
→ウルクの背中にはなかった。（ウルク）

・それぞれの頭文字の謎【済：ディーノ、ラグラン、アヴェル、ガーネット、オーランド、ニカ（クロニカ）でDRAGONになる。何が関係しているのかは不明】

・余裕があれば無線室を探る【済】

・クロニカが持っていたはずのエメラルドの石が嵌まった懐中時計を探す【済：エリクシルが無線室にて発見。オーランドがクロニカに贈ったものらしい】
→時計は21:05で止まっているが、故障したわけではないらしい。　ゼンマイを巻けば動きそうだ。(エリ)

・クロニカの心臓の行方を探る【済：オーランドが持っていた。紅い水晶の形をしていた】

・クロニカの心臓を抉りだした人物を探る【済：オーランドが抉り出した。それは服毒後――2：00に銃声が聞こえる前だ】

・クロニカの死因について探る【済：胸部への銃弾→服毒→心臓を抉られた→頭部への銃弾→の順である】

・錬成陣サフラン色の死神発動後、戻らない・曖昧なアヴェルの記憶について探る【済：アヴェルはアランという二つの人格を持っていた】


【PASS：0000】

２日目おおまかなまとめです。
追記などありましたらご自由にお願いします。

◆証拠品
【クロニカの遺体】
高温の高炉室内にて3：00頃に発見された。
死因はシアンの服毒死。胸部に弾丸があり、その後に頭部に弾丸を受けたようだ。更に心臓を刳り貫かれている。
死亡推定時刻は22：00～2：00。

【証拠品：ロザリオ】
アヴェルのロザリオ。
無線室前でラグランにより発見された（22時近く）。

【高炉室の扉の開閉履歴】
【21：30】【21：50】【0：00】【01：05】に開閉された記録がある。

【証拠品：魔術の研究資料ファイル】
魔術の研究資料。
シュドーガル王家に伝わる「過去と現在を繋ぐ魔術」について書かれていたらしい。

→これは、王族すなわち「竜の血を引く一族」のみが使用できる魔術である。「繋ぐ」という言葉が「回帰」をも意味しているのかを、ラグランはクロニカと共に長年研究していた。この魔術ファイルにはクロニカが出した結論が記載されていた。「巨大な魔力が必要となる為、竜の血を引いていた（王族であることを指す？）としても、常人には行使し得ない魔術だ。しかし、逆に言えば、巨大な魔力さえあれば過去へ回帰することが可能である。」

【無線室】
事件当日、無線室の電気と無線は故障していた。

【オートマタシラードの証言】
【22：00】頃、高炉室内で薬品棚を開ける足元のおぼつかない人物を記録している。そして、【0：45】頃、同じく高炉室内で高炉室に凭れ掛かる「何か」から、「何か」を取り出している映像も記録していた。

【血を好む亡霊】
高炉前及び、３Fミーティングルームから無線室までの廊下に群がっていた。

【血液調査の結果】
容疑者5人とウルク、クロニカの血液を調べ、王家の血を引く者がいないか確認したところ、ラグランとディーノが王家の血を引いていた。
ラグラン曰く、「この魔術は『王家の血を引いているか、いないか』を検出するためのものだ。自分は遠い傍系だが、一応王家の血を引いている。ディーノの来歴は不明だが、傍系も含めれば数は多いし、……認知されていない子である可能性もある」

【飛空艇全体に掛けられていた魔法】
記憶を奪う魔法がディーノにより掛けられていた（ラグラン・ガーネット証言）らしい。
サフラン色の死神（クロニカが遺した錬成陣）で解除済。
ディーノには魔法をかけた自覚はない様子だった。（2/18）

【マスターキー】
クロニカの遺体傍で発見された。マスターキーと書かれたタグが付いた鍵。
通常はクロニカが管理している鍵であり、飛空艇内の全ての部屋を開錠できる。
高炉室はこの鍵だけでしか開かない。
ウルクが調べたところ、オーランドの部屋の鍵がマスターキーと書かれたタグについていた。（2/18）

【オーランドのルームキー】
いつからか、マスターキーにすり替わっていたようだ。（2/19）

◆証言
【聖職者：アヴェル】
「何者かが――クロニカの心臓を抉り出すところを。私は見てしまった。」
→錬成陣の解呪効果によって思い出した記憶らしい。どこで誰がと言う部分は分からないようだが、悪夢のようなその光景を曖昧ながらも覚えていると証言した。

「すべて――　話して頂きたい。これは神前での告白――ではない。私がすべてを受け止めて差し上げましょう。（耳元……）神がお許しにならずとも私が受け入れます。盾となり鎧となることを誓います。貴女は剣を……真実を切り拓く言葉のつるぎをお持ち下さい。（そ……と、頬に口付けを。）心配なきよう。私がついています。さぁ……」
→私がついています。

「ガーネットさんはクロニカに変身する術を持っていた。同じ様に私に変身してディーノさんと接触していてもおかしくはない……」（2/18）
→ディーノに接触したアヴェルはガーネットの変装だった？

【賢者：ラグラン】
「コントロールルームに侵入し、船の航路を変えたのは私だ。理由はあるが、一旦置いておく。ウルクのドアノブに眠剤を塗ってキーを拝借した。そこで高炉の出力を誤操作してしまったかもしれないと思い、気に掛けていたんだ。」
「21時ごろ、約15分くらいの時間を置いて、2発の銃声らしき音を聞いた。コントロールルームの外だ。一発目はやや遠く、2発目はやや近く。だが、まさか銃声だとは思わずに流していた。」
「私は2時のを含めて3発の銃声を聞いているが、数が合わない。」
→ウルクを昏睡させたのはラグランだったようだ。その理由については、怯える孤児の為に飛空艇の航路を変更したかったとのこと。その為にコントロールルームのルームキーを手に入れるべく、ウルクを昏睡させたようだ。
そして、彼は2発の銃弾を【21：00】頃に（コントロールルーム内にて）断続的に聞いている。その後、無線室前でアヴェルのロザリオを発見しているとのこと。
そ【2：00】頃に高炉室から銃声もラグランは聞いている。彼の証言を信じるならば、銃声は合計3発、クロニカの遺体からは計算が合わない。

「私は、遠い傍系とはいえ王家の血を引く家の者だからな。」
→ラグランはシュドーガルの王族の血を引いている。

【孤児：ディーノ】
「夕飯のあと、ぼく・・・むせんしつに、いたんです。そしたら、ばぁんって、大きな音が聞こえて。クロニカおねぇちゃんが、ミーティングルームから、出てきたんです。お姉ちゃんは怪我をしていて…。」
「でも、ぼく…ぼくは、それをみて、怖くなって…。またむせんしつに、逃げ込んで…。　そしたらおねぇちゃんが、ぼくを心配して、追いかけて来てくれて…（告げるたびに目に涙を浮かべ）おねぇちゃんは、怪我してるのに、何でもないんだ、って。ちょっとすれ違いがあっただけだって…。」
「そこに、またバァンって音がして。そしたら、おねえちゃんが…ぼくの前に出て、「逃げて」って言って、扉の向こうで、誰かともみ合いになってて。。。。」
「クロニカおねぇちゃんが、撃たれたんです。ぼくの、目の前で。　―ぼくを、かばって…」
→夕食後、ディーノは無線室に向かったそうだ。そこで、負傷したクロニカがディーノを追いかけて来た。そして、二人は（暗闇の無線室内で）銃撃に合う。
クロニカはディーノを庇い、そして扉向こうの“誰か”ともみ合いになったそうだ。ディーノはその“誰か”を覚えてはいないようだ。しかし、それは男の人であったことを2/18に証言している。

「なのに！！　なのに、オーランドおにいちゃんと、話して廊下に出たらクロニカおねえちゃんがなんでも無かったみたいに歩いてたんだ…。娯楽室に向かって。」
→オーランドとディーノが別れた時刻は証言からは【22：00】頃。その頃に無傷のクロニカをディーノは見たという。

「呼ぼうとしたのは、晩ごはんのすぐあとで、ぼくが呪われたふねの話が怖くて、　それで　降りたいって。。」
→夕食の後に無線室に行ったのは、アヴェルに「迎えの船を頼んでみては」と提案を受け、船から逃げ出す為に行ったそうだ。

「いま、はっきりと思い出した！　あのとき廊下にかかっていた時計、時間は１７：５０だった！！　仮眠を取っていたなんて、嘘だっ！！」
→夕食前の【17：50】にディーノはアヴェルと会っていたようだ。しかし、アヴェルは仮眠を取っていたのだと証言している。

【女優：ガーネット】
「18時頃、ディーノによる記憶を奪う魔法が飛空艇を覆うようにかけられた。私には ディーノの記憶を奪う魔法は効いていなかったわ。」（2/17時間外）

「オーランドと合流したディーノが目撃しているクロニカは、私（【ガーネット】）だから。私（【ガーネット】）がクロニカの姿で、クロニカの部屋に居るとき【オーランド】が、「さっきはすまなかった」と言っていたわ。」(2/17時間外）
→ガーネットはクロニカに変装していた。ディーノが見た無傷のクロニカも、ラグランが見た「火急の用件がある」と言っていたクロニカもガーネットだそうだ。

「（20：40位に）クロニカと【オーランド】が2階へ上がってくる事に気付いて、近くのトイレに隠れたの。その時2人は、３階へ上がっていくみたいだったわ。」（2/17時間外）
→クロニカが「すれ違った」人物はオーランドである可能性が高い。

ガーネットは22：30頃まではクロニカに変装していたとの証言がある。　22:30頃に変装状態でラグランと遭遇し、その後ガーネットはガーネットの部屋に戻って変装を解いた。　裏付けはまだ取れていないが、ガーネットを目撃したという情報と擦り合わせが出来るだろう。(エリ)

【軍人：オーランド】
「クロニカは昔から頑固な人だったからな。きっと彼女は、事の重大さを理解していない……　そう思って俺は、……俺は。俺は、麻酔銃をクロニカに向けた……と言えど、当てるつもりもなかった。しかし掠めて怪我をさせてしまったのは、事実だ。」（2/18）
→シュドーガル国から「霊薬を破壊せよ」との任務を受けていたというオーランド。クロニカへの友情（仮）と国の任務との板挟みになった彼は、【20:40】にミーティングルームでクロニカと話し合う事にした。そして、「すれ違い」が起きた結果、クロニカを説得する手段として麻酔銃を威嚇射撃してしまったとのことだ。

「ニカは『自分が死んだら心臓を取り出してほしい』って……　『そこに一番大切な鍵を隠しておくから、それを護ってほしい』『正しい使い方が出来るように』と……　俺に、頼んできたんだ……。」
→【0：45】に高炉室内でクロニカの心臓を抉ったのはオーランドだった。クロニカとの約束だったらしい。

◆探偵の言動
【キョウ】
（高炉室の開閉履歴【0：00】と【1：05】は） 気絶タイムのはず、だな───？
→気絶タイム中に高炉室に入った人物は存在する。

ああ、そして多分だが───────(瘴気について）一番気になっていた奴が、心臓をくりぬかれちまっただろうからな……………

【常夜露】
心臓を傷つけないように撃ったのかな。なぜ撃つ必要が？　死因の誤認のため？　だとしたら頭部へのダメ押しの意味とは……？

クロニカちゃんは死を予期していた。それが他殺で、犯人が記憶に蓋をする術を持つことまで予見できていたとして――犯人を暴いてもらうためのサフランなのか？　そこまで用意周到にできるなら、そもそも殺されることをも回避出来そうなものじゃが。或いは――
――或いは、そう、自分の死も織り込み済みで、その先に成し遂げたい何かがあったか。よ。

【エリクシル】
うむ……なぜ皆を呼んだのか、もしかしたらクロニカの何らかの狙いが合ったのかも知れない。

【アントニオ】
ウルク…――ウルクだってすっごくかっこいいよ…（肩ぽむっ…）こんなにすごい飛空艇を操縦できちゃうんですから…！（励ます）
→大事な事です。（私情。）


【PASS:0000】