アビス竜学院の超常現象観測棟大広間から続く無数の扉のうちの一つ。 広く暗い空間に巨大な半透明の結晶が乱立する空間。
淡く光る半透明の結晶は仄暗く、光を反射し空間を照らす。 結晶は足場や身を遮る盾、距離を保ち屈めば姿を隠す事の出来る障害物として成り立つが、強力な攻撃にて砕け折れ、落下の質量により砕け散る。
微量の魔力残滓が残っており、また破片もある程度硬質かつ鋭利な為攻撃に応用する事も不可能ではない。
かつて魔術研究にて用いられ遺棄された研究空間の一つであり、結晶は大量の魔素を抜き出された魔石の形骸でもある。 この魔力が何に用いられたものであるかを知る者はいない。 |
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