アビス竜学院のどこかに浮遊する扉。 学生が実験中に事故って間違って繋がってしまった異界への扉。 扉を開けると、其処は古代文明であったり、想像を絶する文明都市(近現代)であったり、魔境であったり扉を開けるごとに様々な表情を見せる。 しかし共通してるのはすべて閉鎖空間であり、せいぜいバトルフィールドに出来る程度の広さしかない。未踏区域にも満たない世界の破片。 しかして異界の人や動物・魔物に出会うことはなく、一切の生物の気配もなく、無機物が立ち並び、地形が広がるだけ。 拾ったものは持ち帰ろうとしても扉を出た瞬間になくなってしまうことから、都の空と同じように単なる誰かの世界や記憶の映し鏡でしかないという見解も。 魔術実験や実験動物放り込んで試すには格好の場所でもあるが、何が起こるかわからないので注意。 そう、突然宇宙空間に放り出されて無酸素になってもおかしくはないのだ…。
実験場より広くて自由度が高い分、危険でもある。 |
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