アビス竜学院の入り組んだ校舎の中に散在する、ちょっとマジカルな中庭。
その存在理由は、普通に採光や換気、景観改善のためかもしれないし、あるいは何か他の理由で作られているかもしれない。 いくつかの種類がある。目印として使えるものもあれば、不定期に現れる場合も。 いずれも立ち入ることができる。ベンチ代わりに丸太が転がしてあるので利用しよう。
---------------------- 【玉砂利庭】 つややかな玉砂利が敷き詰められている。砂利はそれぞれがほんのりと魔力を帯びる。その属性はさまざまだが、庭から離すと魔力を失ってしまう。 砂利同士の配置をいじるとちょっとした魔法が発動することもある。魔法のお砂場みたいなもの。砂利の数が多すぎて、その発動パターンを把握することは困難。
---------------------- 【岩庭】 大きな岩がいくつか配置されている。岩は置いてあるだけだったり、地面に半分以上埋まっていたりする。 苔むして若木が生えていたり、あるいは雨が降っているのに乾いていたりして、総じてどこか様子がおかしい。
---------------------- 【鏡ヶ池庭】 澄んだ水を湛えた小さな池がある中庭。通年、スイレンなどの花が咲いており、小魚も泳いでいる。 この池もなんとなく様子がおかしく、水面を長時間覗き込んでいると水面に映る自分が勝手に動き出すことがある。なお、この性質のため、水面に映る背景の景色は高頻度で現実から乖離している。それは誰かの記憶か、それとも池のきまぐれか。あえて念じれば、あるいは貴方の記憶の風景も…?
---------------------- 【木漏れ日庭】 樹木がすくすくと育っている庭。大きな木だったり、若木だったり。おおむね平和だが、その木のどこかで不気味な生物(姿任意)が休んでいることがある。いつも居るとは限らず、姿も一定ではなく、どこから湧くのかも不明。彼らは無害だが、出現中はその中庭内の天候が都の天気と食い違う(中庭内だけ雷雨、中庭内だけ快晴などが起こり得る)。
---------------------- 【鬼火庭】 鬼火が遊ぶ庭。地面には溶岩石が敷き詰められている。庭中央に大きな炎が燃えており、周りに大小さまざまな鬼火がふわふわと飛び交う。たまに自由な発想で運動会したり授業の真似事をしたりしている。だいたいの炎が熱くないが、たまに熱いのもいる。色は色々。
(その他あれば追記もどうぞ!) |
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