白い漆喰の壁に茶色の屋根のこじんまりとした店。 ロバの耳の絵のちいさなプレートが看板。 港地区の夜景がよく見える高台にある。 お客のプライバシーへの配慮に特化したBAR。 席は全て入り口に、防音の透明なカーテンがかかっている。 二人がけの半個室の席が3つと、貸し切りの個室が1つ。 ただし、ドアはない。客の様子は店員に見えている。
あくまで、『安心して気楽なお喋り』を提供しているBARであり、この店の不利益となるような、都に害をなすような犯罪の打ち合わせや、誰かを傷つける目的の密談に関しては、魔術的なシステムが働いて即座に衛兵の詰め所前に放り出されたりする。 治安のいい中層のちょっとした隠れ家BARなので使い方は間違えないこと。なお、過去の罪を打ち明けるなどは問題ない。
すべての席の声は他の席には漏れないし、お店は予約制。 |
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