夜になると所々切れたネオンの光に煌々と照らし出される、1950年代米国風のダイナー。
安価な価格帯の飲食を提供するという営業スタイルは流刑の都であっても変わらず、店名にもなっているボリュームたっぷりのハンバーガーや、サンドイッチをはじめとするファストフードとデザートがメイン。 安いビールやワインといった、酔うための酒も用意されている。
内装は店ごと漂着したかのようにコーディネートされた、赤白ストライプの対面掛けシートや真っ赤なテーブル、白黒のチェック模様のリノリウム。 充実のカウンター席のおかげで、お一人様でも安心して長居できる。 時々壊れるジュークボックスも用意され、一番良かったあの頃のミュージックが店内に流れ続けている。
店員さんは全員制服着用、ウエイトレスはピンクのワンピースを着た白いエプロン姿。 |
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