【キトンの世界】 それは永遠に変わらぬ世界。平和な世界の果て。 ヒトに裏切られ、迫害を受けた国祖が生み出した理想都市よりこぼれ落ちたる最低のモノ達の吹き溜まり。 無価値なる者たちが互いに助け合うこともなく己の生のために食い合う弱肉弱食の世界。 ゆえに、そこには勝利もなく敗北もない。たとえ敵対者を殺して這い上がらんとしたところでそれは一時の陵辱となり、すぐに無意味になってゆく。 ――無意味な死と、昨日と変わらぬ明日を永遠に繰り返す倦怠の中で。キトンは生をただ重んじる。
【自称】Kitton(キトン) 【本名】Leglina(レグリナ) 【職業】住所不定無職 【身長】175cm 【外見年齢】ちょっとダウナーな雰囲気のオトナの女性(20歳) 【外見】 ネコミミとしっぽのある獣人。くせ毛ヘアーだが長く伸びた銀のくせ毛を一本伸ばしており、セクシーなくせして何気なくシルクのリボンで女の子っぽさを入れている。スラリとした脚線の持ち主。
ボロいTシャツと破けたタイツの上からダメージの入ったホットパンツを履いているラフ――というにもだらしない格好。 腰にチェーンを巻き、そこにナイフとかのあると便利な物を入れる小さな工具箱を提げている。安全靴着用。
赤黒いリボン キトンが自らを再定義する為につけた、死体から剥ぎ取った血塗れの布切れ。 凶悪さも空虚さも全て自分であると認識し、前に進むための戒めの意味がある。すぐ駄目になりそうだが意外とダメにならず、ちょっと心強い。
シルクのリボン 鮮烈に刻まれたぬくもりの残滓。彼女はこれを、大切に大切に誰の手も届かない場所に綺麗に保管している。
日々を気ままに過ごしているセクシーゴロツキ。奔放で気まぐれな性格をしており、暴力沙汰なども好物。とても柔軟な身体で、我流で鍛えた蹴りを武器としている。 マトモに働いてはいないが暴力を用いてちょっと稼いでいる。ここ最近は自分がモザイク処理されないことをほんの少しだけ不思議に思っている。
関心を寄せるべき事例に関心が浮かばず、ヘラヘラした笑いの下に空虚を抱いて生きている。……のだが、一部の事例にはめちゃくちゃ興味を示す。
【装備】 高機動シューズ "スカイストライカー" ・作成者 エリクシル 頑丈な安全靴をベースに再設計を行ない、巧みな足技の使い手のための機動性と火力を補助する戦闘靴に仕上げたもの。 くるぶしの外側に翼の意匠が刻まれた青い魔石、エアリアルマニューバドライブ(空中機動装置)が埋め込まれており、この働きにより空気を鋭く蹴って空中での加減速や踏みとどまり、姿勢制御を可能とする。 また靴底はゴツゴツした頑丈なブロックパターンになっていて、深めに掘り込まれた溝は、険しい地形を捕らえる他に、相手の武器などを溝に引っ掛けるソードブレーカーの役割もこなせる。 そして中敷きには魔導回路とエーテルバッテリーを一体化したマナパッケージが組み込まれ、靴底に術式を展開して蹴り技に属性を付与することが出来る。 火の術式を展開し、蹴った軌跡が炎華を描くブレイズストライクや、雷の術式を展開して軌跡が電光を閃かせるショックバーストなどを選択できるが、属性の切り替えには中敷きの交換が必要になる。 アルゴー船の報酬を全て擲ち、作ってもらった空を制する特殊装備。猫は今、空を制した
【持ち物】 便利セット 『学校』のパンフレット(クシャクシャ) イヤリング(血のような朱色のイヤリング) ジェイのイヤリング(白と黒のどこか禍々しいデザイン) フッジャの秘薬×たくさん 美声スタンドマイク(ジャスパーから借りパク中)
【必殺技】 タイガーファング 獲物を狙う猛獣の如く襲い掛かり、その勢いのまま蹴り上げとカカト落としを放つことで敵を噛み潰す必殺技。名前の由来は上下からの蹴りを虎の牙になぞらえた為。
ファング・ファイナリティ 追い込まれ、オーバーリミッツしちゃった場合に発動可能の必殺技。下段、中段、上段へ繋ぐ連続回し蹴りで相手の態勢を崩し、相手の正中線を狙った連続した横蹴りで急所を攻撃して最後はサマーソルトキックで吹き飛ばす。また、追撃に成功した場合はサマーソルトキックの後に空中から勢いよく放つ渾身のカカト落としでトドメを刺す。
【その他】 いつもねぐらにしているのは下層の激安宿や歯車亭の敷地内で、基本は気に入ったところで寝ている。迷惑。
【出身世界】 キトンが生まれたのはありふれた魔法などが存在する世界に存在する、理想郷として生まれた場所からあぶれたハグレモノが作り出した巨大なスラム街。 殺人、強盗、リンチ、人身売買、どれひとつとってもおおよそ良い子に見せられぬ犯罪が横行する青年マンガじみたこの世の地獄ではあったが、一定の秩序があり、それを遥かに上回る原始的な世界が広がっていた。
【実は……】 人様の恋路の話が割と好き。意外にも純粋に聞きたがる。 恋愛について好き嫌いはあるが、総じて運命の赤い糸ルートは好みじゃないらしく、恋愛には起伏があったほうがいいという。 茶化すこともあるが、自分には無縁なものだからこそ羨ましいのかもしれない。 なお、その生い立ちからいつもは見えないトラウマは多い。悩みがないように見えて、その心の奥底には…… |
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