【名前】 リアン・ノースハイト
【年齢】 最低18最高20.数えられるようになってから15年だからそんなものだと思うとは本人談。
【身長】 176cm
【外見】 黒のノースリーブシャツに皮のブーツ。黒いズボンはブーツの中に入れた完全な冒険者スタイル。 大体はその上にジャケットかコートを羽織っている。 灰色の髪を後ろへ流し目は黒。 顔つきなどは普通のお兄さんといった感じ。なのだが仕事や闘士として戦う時などは戦士の顔になる。
【職業】 冒険者兼闘士 闘士としてのネームは”剛剣”
【人物像】 日常面では明るく冗談なども好きな気のいい青年である。 しかし仕事になればしっかりとビジネスとして処理するし必要とあれば対人戦闘も辞さない。 闘士としては勝負は行うが殺し合いはしない。ただできないわけではなく相手が本気で殺しに来た場合など仕方ない時もある。
【戦闘スタイル】 エンチャント魔法とそれを使用した剣術。魔法などを剣で切り開き敵を切り伏せる。周囲から見れば能力をバリバリに使っている大男を剣だけで切り伏せているという構図となることが多く、故に目立つし、シンプル故わかりやすい為殺しをしなくてもそれなりに目立つ。
【剣術】我流 ノースハイト流剣術 あらゆる敵や環境に合わせた剣術。相手の弱点や攻撃の起点を的確に攻撃しこちらのペースに巻き込む事を信条としている。ノースハイト流というのは文字通り彼が兄弟たちと作りだしたが故。 エアウォークや対魔法戦術は長男から。基本的な剣術は長女から。様々な武器への対策や剣に流用できる知識は3男から。弓などの遠距離武器に対する備えは4男から。そして身体強化魔法は次女から。そしてそれらを複合させ一つの流派として昇華させたのは紛れもない自身の剣の才能である。 家族誰かひとりでも欠けていれば完成しなかった流派であり、彼が最も信頼する剣の流派である。
【魔法】 エンチャント魔法 武器や肉体に様々な効果を付与させる。身体強化は勿論の事治癒力向上に属性付与等。 属性付与を行えば斬撃や拳にその属性が乗り、見た目は変わらないが斬った場所が炎上する、殴った場所が凍り付くなど。変化が起こる。 この効果は他者に付与もできる為回復魔法としても扱える。
エアウォーク 空中に足場を作り出す魔法。空気を固めて足場としているらしい。これにより空を飛んでる対象にも切りかかれたりそれを蹴りつける事で3次元的な動きができるようになる。
スクロール、マジックソード スクロールと呼ばれる魔法を展開する紙から作り出した魔力で出来た剣。切れ味がかなりあるがそれだけである。 本来ならばスクロール無しでも発動できるのだが彼の場合魔力の放出が極端に苦手な為スクロールを介さなければ発動できない。
その他様々な便利魔法 スクロールや魔法陣。術式などを組み合わせる事で他様々な魔法を発動可能。ただし事前の準備が必要な上、戦闘時に使える魔法はほぼ皆無。故にあらかじめ目的がはっきりしてる探索などでは扱えるがそれ以外ではほぼ使用不可能なのがほとんど。
『複合術』 ・遠斬 通称飛ぶ斬撃。武器に込めた魔力を飛ばす事で斬撃をそのまま遠距離まで放つ事が可能。 長き練習の果てにたどり着いた剣の極致の一つ。
・剣鬼 本来の限界以上の魔力を行使しエンチャント魔法を複数自身にかける事で普通の人間を調節した身体能力を得る。しかしあまりにも体への負担が大きすぎる為に多用はできない。 発動した際その両の目は深紅に染まり、文字通り鬼のようになるという。
【所有品】 魔剣 元の世界から持ち込んだロングソード。この剣は魔剣の一種でそのままではただの鋼の塊でしかなく剣としての切れ味は全くない。しかし魔力を喰らう事で剣としての機能を取り戻し、更に喰わせる事でそれ以上に切れ味を向上させたり刃こぼれなどの破損を修復させることができる。喰らうのは自身でも良いし他者でもいい。 持ち手は真っ黒で刀身が銀という普通の見た目。しかし魔力を喰らっている時や魔力を流している時は赤いキラキラとした光を放つ。 三式魔動防御装具 通称洗える防具。彼の元居た世界の技術で編まれたジャケットで魔力を流す事で最大でプレートアーマークラスの防御性能を発揮することが可能。 だがその魔力はお世辞にも燃費が良いとは言えず、魔力を消費する事による体力の消費などで結局必要な体力や力は普通の鎧を装備しているのとあまり変わらないらしい。 それでも元の世界において冒険者には必須品と言われている品であり、彼もこれを装備している。
【過去】 元の世界では孤児として生まれていた。奪い合いや殺し合い。そんな世界の中彼と家族同然の子供たちはなんとか生き延びていた。 成長し、冒険者として彼らは活動を始めていた。だがそれが間違いだった。家族はひとり、またひとりと倒れていく。最終的に彼だけが生き残っていた。それでも彼は戦い続けた、それしか生きる方法を知らなかったから。 だがある依頼の最中彼は重傷を負う。死の間際幻覚を見る、それは死んでいった家族同然の仲間達。彼らは口々に言う”まだ死ぬな”と”もっと人生を楽しんでほしい”と。だが今さらである。気がつけたとしてももう自身は死ぬだろに。思わず笑ってしまう。そこが彼の元の世界での最後だった。 目が覚めた時。彼はこの世界に流れ着いていた。原理はわからない。でもたしかに生きてここに居たのである。思い出すのは夢の話、そして最後に感じた自分の思い……少しだけ、楽しく生きてみるか。彼はそうしてこの世界で生きる道を選んだのであった。そこには元の……即ち仲間がまだいた時にいたよく笑う彼がいたのだった。
【元の世界】 レードラス 戦乱の国。人対人の戦争が横行しており更に魔物まで存在していたという世界としてはかなり劣悪な区分になる。 だがその分技術発達などは著しく誰でも使える魔法や量産型の魔剣。力さえあれば食い扶持は見つかる等言い換えれば強者にとっては最高の世界と言えるかもしれない。 |
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