・外見情報 全身黒い甲冑で覆った姿、フルフェイスヘルムを被っているため、顔は見えない。 鎧は各部位ごとに何かの怪物や魔物等といった多様な人外から剥ぎ取ったような物を使っている。 背中に巨大なメカニカルメイス、片腕に巨大なシールドを持っている。
・装備 [ボディバッグ] 倒してきた異形の鱗や革等を使い、継ぎ接ぎするように改修を重ねたキメラ鎧。 元の原型をとどめておらず、いびつな形状をしている。 自身の血の力を原動力に身体能力の強化を始めとした能力行使を行える。 鎧自体に再生機能があり、破損しても自己修復を行うことが可能。 また、ディヴァルツの体を再生、治癒する機能があり、材料を投与後安静にすることで発動する。
[フォーククローメイス] 金属の固まりめいた打面に長い伸縮柄を持つ巨大メイス。 全長が2m程あり、金属塊の部分は自身の胴体以上に大きく太い。 元々は流れ着いた先にあった解体重機のパーツであり、それを壊れた武具と寄せ集めて作って貰ったもの。 左右に開ききってくっついている爪部分は、正面に展開して相手を掴むクローとなる。 その他に、杭射出装置が先端にあり、繋がったワイヤーを巻き取る機構、クロー内部の仕込み丸鋸、柄頭に魔力の十字刃を形成する機能等が搭載されている。
[タンピングランマー] 銃火器を仕込んだ大型の盾。 ヘリカルマガジンを使用するサブマシンガンを盾裏に二丁仕込まれており、グリップ操作で射撃する。 杭状になったバンガロールブレード(破壊筒)を一本備えており、射出し、突き刺して爆破することも出来る。
[ディノクロー] 鎧の両手の甲や、両足のつま先と踵に搭載された恐竜の鉤爪めいた装備。 自身の得意な距離で殴り合うために、相手を捕まえたり、壁や天井に張り付いたりする際に使用される事が多い。
・能力 [腐れ血] 腐った様に黒色に近くなった血液。これが全身を巡っている。 当人も随分と昔のことなので、どういう原理で動いているかを失念しており、体の一部の様に使用している。 能力としては身体能力の強化や、急激な応急処置を行うことが可能。 応急処置は言葉通り、行動可能な状態を維持するものとなる為(千切れた腕を繋ぎ合わせたり、失った四肢を再現する等)、治癒されているわけではなく、限界を超えれば死に至る可能性もある。 力が発揮されると瞳に紫色の光を宿す。
・経歴 人間と魔物が争う世界の住人だったが、大きな戦いの最中、瀕死の重傷を負う。 その際、高出力の魔力などのエネルギーが衝突し、時空が歪んだ結果、異世界に飛ばされてしまう。 それ以降、渡る先々で気に食わないモノを只管に叩き潰し続けてきた。 それは人間であろうが魔物であろうが関係なく、世界によっては人間に刃を向けて叩き潰した事もある。 流れ着いて説明は受けたが、どうでもいいといった様子で好きに活動している。 |
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