Strafkolonie-キャラクター資料館【本家/学園共用】
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fld_nor.gif 覚書
投稿日 : 2020/06/25(Thu) 22:52
投稿者 ゼノン
参照先
いろいろ。
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件名 Re: 覚書
投稿日 : 2020/11/19(Thu) 17:24
投稿者 ゼノン
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【対異常特化セーラー服型防具】

「萌え文化の発展した昨今、我々の想像するセーラー服とは、最早海軍服と呼ばれたそれとは異なる存在となっている。セーラー服はセーラー服、海軍服は海軍服と、区別されるべきであるのだと、私は考える。スカート。ショートパンツ。セーラーロリータ……もちろん、少年キャラクターの着用するようなパンツタイプも捨てがたいが、私は(以下省略)」────萌えキュン☆セーラー服特集より引用


だいたいこんなかんじのを作るなどしたが、他のが良いと思えばあるかもしれない。ふわっと。

1605774292-1.jpg

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件名 泥人形の想うには
投稿日 : 2020/11/09(Mon) 21:43
投稿者 *
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原初の女は、泥から作られた。
其れが、神話に残る人間の始まりであり、神代の遺産として残された、鍛冶技術の一つである。


目を覚ましてからのあの仔は、睡眠を拒絶しているようであった。
休息を取らずとも、生きていける肉体ではある。
それでも、殆どを睡眠に費やしてきた身体なのだから、眠らねば不調に繋がるのは道理であろう。
周りの仔らは皆、優しく、敏い。
要らぬ心配をかけてはならない、と。彼は、私にそう語った。

先ず、自分自身と全く同じ形を、泥で作った。
体温と血の巡りが無いことを除けば、感触すらも変わらない。
次に、自分自身と同じ中身を詰め込んだ。
原初の女が“Πανδώρα”を授かったよに、思想も感性も全て、同じもの、と。
彼の作った車椅子に座り、彼と同じよに振る舞えば、最早違いなどありはしない。

あの仔は、古森の洞窟に籠り、眠りを拒み続けている。
私は、あの仔の代わりにメゾンへと帰り、町へと作品を届けに行く。
五感さえ繋いでしまえば、私は“ゼノン”以外の何者でもなかった。

唯、足りない物は幾つかある。
先ず、私は星を扱えない。
そもそも、あの仔も元は、鍛冶の才があるだけの人間だった。
其れから、炎も生み出せない。
鍛冶に扱う炎もまた、星と同じく、あの仔に注ぎ込まれた、英雄としての恵みであった。

最後。どうしたって、私には移せないものがある。
能力が無いことは、大した問題にはならない。
だけども、最後の一つの有無が、致命的とも呼べる違いを生んでしまっているらしい。
そして、其のことに、作者たるあの仔は気づいていない。

例えばの話だ。
私が、作られた心の侭に振る舞えば、あの仔を知る仔らは違和感に首を傾けるだろう。
あの仔は、努めて笑わぬよにしているのだから。
私が、衝動の侭に振る舞えば、あの仔を案じた仔らは安堵するだろうか。
あの仔は、誰かを“友”と呼ぶことを、恐れているのだから。

私は、あの仔よりも表情が豊かであり、あの仔と同じよに、皆を愛おしく思っている。
人間らしい、と。そう言われるよな感情であろうか。
“不要物”として、抑え込まれた心なるものも、無意識のうちに写されていたらしい。
“不要物”が写されていうと云うに、其れを封じ続けてきたものが、この体には足りていない。
結果として、私は“ゼノン”でありながら、“ゼノン”の望む当人像とはかけ離れた人格を有することとなっている。



一口に、淀みと称される……あの仔へと注がれ続けた、 信仰、と、云うものが、ないばかりに。




……そもそも、此の胸の内を、彼の真実とするならば。
  此処に作り出された“代替品”もまた、酷い矛盾であるわけだが。
 
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件名 信仰について
投稿日 : 2020/09/23(Wed) 02:01
投稿者 ゼノン
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深緑の淀みとして滲みだすもの。
其れは、注ぎ続かれた信仰による、呪いである。
器に不要な記憶を封じ、心にすら干渉する、積年の妄執。
此れにより、殆どの記憶を失っている……正しくは、封じられている状態にある。


男を、人として扱う等、英雄──神の器としての側面への否定と取れる行為に反応するらしい。
物理的に干渉し、触れる手を弾いたり、名を呼ばせぬよにすることがある。

男から一定距離離れてしまうと、消えて行く。
離れなければ、役目を終えた時に戻っていく。

信仰に対して、策を講じた者はいなかった。
前例がないために、どうすれば祓えるかは、未確定となる、が。
やってみれば意外といけるかもしれない……とは、男の作品たる、少年人形曰く。


「い、いろいろ言っちゃった、けど。
 考えてみたら、いける気がしてくるんだ。
 ぼくには、思いつかないことばっかりだった、から。
 
 ……危ない、って思ったら、とめる、けど!」
 

 
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件名 無題
投稿日 : 2020/07/23(Thu) 19:21
投稿者 ゼノン
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【つくったもの】
いつでも自由に取り出せる。
武具の類。それから、泥で作り上げた、いのち。

・女王蜘蛛の人形
 人の上半身。蜘蛛の下半身。
 ドレスを纏う、うつくしき女王。
 
 ジェラルドとわがままな蜘蛛の女王にて。

・綿菓子機
 ドーム状の透明な蓋つきの機械。
 センターの穴に飴を投入すれば、綿菓子が出てくる。
 パチパチわたがしも作成可能。パチパチさせられるよ。

・かき氷機
 ぺんぎんの形をしている。
 腹の部分の蓋を外し、其処にグラスを置き、
 ぺんぎんの頭のスイッチを押すことでかき氷が出てくる。
 本体ぺんぎんの左右に、小ぺんぎんがいる。
 小ぺんぎんの羽を押すことで、氷の細かさの切り替えが出来る。
 ふわふわとざくざく。

 名前はぺんちゃん。


・ぺんぎん人形
 かき氷機のぺんぎんが人形になった。
 羽を押すと「きゅっ」と鳴る。其々の希望するサイズ。
 握り心地、抱き心地抜群のすべすべもっちり人形。
 数も好きな数。大きな人形と小さな人形で、親子にしてもよい。





【衣装】
ドーリア式キトンと呼ばれるもの。

長方形の布の上方を折り返し、体に巻き付け、両肩を止めて胴に帯を締める。
片方の脇が開いているので、本来は脇もピンで留めるが、たくさん留めるのは大変なので開いたまま。
布を長く余らせることで、脇や足が隠れるようにしている。
爪先を覆う長さ。
 


【まじない】
加護。祝福とも言える。
与えられた能力の応用。望まれるほどに、力を増す。

・防火
 メゾン・ド・トゥリに施したもの。
 鍛冶に用いる、生み出す焔の応用。
 大樹全体に極薄の物理によらぬ膜を纏わせ
 火炎への耐久性を持たせる。
 大樹の可燃性を封じ、燃えにくくすると同時に
 着火してしまった時には、砂を湧かせる形での自動消火を。
 不可視。魔力の気配もなく
 意識すれば僅かに感じられる、神性の気配が潜むばかり。

・幸運
 良いことがあるかもしれない。
 悪いことを避けられるかもしれない。

【能力】
元は、持っていなかったもの。今は扱えるもの。
日常的に扱う分には問題はないが、強大な力になるほどに、差し出すものは多くなる。
ついでに詠唱が必要になったりもする。

誰かに望まれるほどに、強くなる。誰かの望みを、糧とする。
差し出すものを増やしてでも。

・車椅子
 大きな車椅子。
 魔力を動力として動かせる。
 すごく動く。本当は違うもの。

・鍛冶
 武器。金属を用いるもの。泥人形等。
 一度作成したものは、自由に取り出せる。
 車椅子も、作成武器の一つである。

・星
 光を扱う。
 車椅子に強く星としての特性を持つため
 空を駆ることもできる。

・蛇
 蛇を半身とし、感覚等を共有可能。
 蛇を通し、守護や治癒を差し出す。
 好きなものははちみつのお菓子。

 それは、神殿に棲むと云う聖蛇。
 或いは、体に巻き付く恐ろしき大蛇である。

・山羊
 片角の折れた山羊である。
 めぇと鳴くのである。もふいのである。
 二足で走ることもあるのである。
 それだけである。

・守護
 何かをまもる力。
 都市、そう、呼ばれるもの。
 誰かの住まう場所。
 そして、慈しむべきいきもの。

 それらをまもるための、力。

・――



【世界】

「 白む空に星は霞み、人々の記憶から神秘は死に行く。
  されど、決して忘れるなかれ。
  世界創造を成したのは、かの偉大なる神々であると。 」

神秘を忘れつつある、中世風の世界。
神話信仰の研究所は、神代の再来を望み、神々へ縁を結ぶべく、再演神話の舞台を整えつつあった。

人には過ぎた力を、器と定められた者へと注ぎ、
肉体を改造し、神々と縁深き英雄としての役を与え。
そうして、改造人間たちが静かに呼吸をしている研究室。

其処が、彼の帰るべき世界であった。
 



・─────・─────・─────・


誰にも、悪意なんてなかった。
誰一人、わるい仔はいなかった。

だれもが、いとしい仔であった。
だれもが、かなしい仔であった。
何かにすくわれることを求めて、神代に縋ったかわいい仔。

皆、すくわれたかったのだ。
すくう手立てを、器に求めた。
拒んではならぬ。嫌悪してはならぬ。
あわれでおろかな人の仔に、応えてやらねばならなかった。


応えるには、かれでなければならなかった。
かれになるべく器が完成したならば
誰もをすくってやることが、できるのだろう。


すくってやることができるのだろう。
かの、世界から。


・─────・─────・─────・
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件名 記録
投稿日 : 2020/07/23(Thu) 19:20
投稿者 ゼノン
参照先
0529:漂着
0530:紅き月。たくさん。
0612:古森。塒を定める。(トゥリ)
0614:古森。光の泉。夜。(アスブリッド)
0617:古森。蜜を湛える、グラスの如き花。命名。(アントニオ/アスブリッド/エイダ)
0619:歯車亭。たくさん。
0623:古森。湖の花。籠。神性。文字を教える。ヘビチャン。エア。(トゥリ/アオ/エイダ/ガイーシャ/アントニオ)
0624:空き地。たくさん。
0627:空き地/本の世界。たくさん。
0628:古森。揃いの飾り。(エイダ/トゥリ)
0629:花を浮かべる湖。商談。愛するもの。かみさま。(アスブリッド/キャロル/ガイーシャ)
0701:花を浮かべる湖。花流し。甘いにおい。(アオ)
0706:冒険者の店。けものになる仔。お茶会。鎧を。(ジェラルド/ベル)
0708:古森の川辺。異なる信仰。戦を司る君。(エルルーン)
0714:ジェラルド・マンション。穏やかな夕食会。(ジェラルド)
0719:中央広場。子猫。浜の向こう。(アオ)
0721:古森。星紡ぎ。湖。綺麗な星。(アオ)
0722:古森。(アスブリッド/アオ)
0727:古森。此処にいること。優しい仔。(アンジェロ/トゥリ)
0728:ジェラルド・マンション。(ヘクセン/トゥリ)
0801:花の湖。水遊び。至る者。わたがし。(アオ、トゥリ、エイダ、アスブリッド、ヘクセン、ガイーシャ、アントニオ)
0802:ジェラルド・マンション。人の仔の悩み。(ジェラルド)
0806:古森。かみなるもの。ねがい。(アントニオ/アオ)
0809:夏の砂浜。釣り大会。(たくさん)
0810:古森。出会い。(アスブリッド/エリクシル/クロエ)
0812:古森。近くにあるもの。流星群。(ジェラルド)
0830:忘れられた庭園。空の旅。(エリクシル)
0909:湖。(アントニオ/アンジェロ/ガイーシャ/アオ/トゥリ)

0914:部屋(少年人形)
0922:部屋(少年人形)
0929:部屋(少年人形)
1004:部屋(少年人形)
1005:部屋(少年人形)
1011:部屋前(少年人形)
1014:部屋(少年人形)
1015:部屋(少年人形)

1017:部屋。目覚め。(エイダ/トゥリ/エリクシル/ジェラルド/アントニオ/アオ)
1020:ジェラルドマンション。ストーリーテラーの助手。(ジェラルド/アントニオ/アオ/エリクシル)
1102:古森。天の子。(アンジュ)*

(以降記載抜け……)

中央広場。ツムギ。
メゾン・ド・トゥリ。お茶会。
メゾン・ド・トゥリ。夏祭りの話し合い。
夏祭り屋台。店番。
古森。魔石の仔。輝く鳥。シシィ。
古森。夜の茶会。並行二輪車。アントニオ。


(途中幾つか抜けがあり)


0104:静寂の泉。春が来るまで。(アスブリッド)
0405:古森。春のみに湧く水。平穏。(エリクシル)
 
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件名 断片
投稿日 : 2020/06/29(Mon) 22:56
投稿者 ゼノン
参照先


  ──── 夢 ────


「バカな夢見てんじゃねぇよッ……」

傷だらけの子供たちを見下ろして、少年はひどく、顔を歪めていた。
震える手を握り締めて、戦慄く唇が呼気を荒げる。


「ンなことするから、そうなるんだよ。
 わかってんだろ。どうせ、すぐ捕まるんだ。」


「だからって……!」


子供たちの中から、声が上がる。
夜髪を結いあげた少年が、襤褸の脚で立ち上がった。
傍らには、瓜二つの顔がある。
子供たちの中に、何組かいた双生の一つだ。


「だからって、このままで居られるかよ!
 おれたちは、うつわなんかじゃねぇんだ!」

「ハ、いい加減諦めろよ。
 わかったろ、何処にも逃げられねぇんだよ。
 何処に逃げたって、────────────!」


「じゃあ大人しくうつわになれってのか?
 ふざけんな! おれは、おれらはっ……」


少年たちが掴み合い、周りの子供たちが止めにかかる。
怒声が響こうとも、近くにいるはずの大人たちは来なかった。
夢を見るな、と。そう、言っていた。
夢を見たから、ほかの子供たちは傷ついたのだろうか。

彼の云う夢は、希望であったかのように思える。
子供たちは、微かな希望を追い求めて、失敗という結末があったのだ。
ならば、見てはいけないのだろうか。

喧騒を眺める、不明瞭な意識の中で抱いた疑問の答えは、何とも呆気なく転がった。



血だまりに跪く夜髪の双生が、二度と、夢を求めることがなかったように。
子供たちは誰一人として、夢を────希望を見ては、ならなかったのだ。


・────・────・────・


「夢を、見ていたのですか?」

見下ろしながら、やつれた大人がそう云った。
部屋の中には、簡素な台が幾つも並んでいて、線の形をしたものが幾つも散らばっていた。

「そうですか。それは、なりませんね。
 夢とは、人が見るものです。
 それに、……余計なものを、見てしまうやもしれません。」


大人は、困った顔をしていたようだった。
夢を見てはならないことを、覚えている。
そして、夢を見るということを、人の仔もまた望まぬようであった。

ならば、見てはならないのだ。
夢を見ぬほどに、深く眠らねば、ならないらしい。


夢を想う間もなく、泥のように眠っていた。
何も意識せずとも、増えた薬の数だけ、眠りの日は長くなる。
ならば、これで良い。

眠るたびに、蓋をされていくものが増えたとて、人の仔の望むままにあれば、良かったのだから。
そうでなければ、ならなかったのだから。


・────・────・────・


夢を見た。
記憶の限りでは、初めて見る夢だ。
与えられた夢は、都の優しい形をしていない。


諸島を見下ろしている。
人の仔は、深く眠っているようだった。
吟遊詩人の子守歌が、静かな夜に響いている。




地へと降りると、深緑の髪を持つ女が膝をついていた。
其の後ろに、瓦礫の山と、慌ただしく駆ける人の仔らが見える。
歌は、此処にも届いていたはずだ。きっと、彼女らは歌に眠らされぬような何かを持っていたのだろう。


────────


降り立った島にいる人の仔を、大地が優しく抱き込んだ。
女が、此方へ手を伸ばしたように見えたけども。


────


星々が空を呑む。
夥しい程の流星が、世界の祈りを乗せるよに……















これは、誰の見た夢で、あったのだろう。




 
 
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件名 呼び水
投稿日 : 2020/06/25(Thu) 23:02
投稿者 ゼノン
参照先
研究諸島/信仰/不具の右脚/心臓へ沈む/血縁/xの器/手綱を執る者/諦念/xxをxxx者/────他
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件名 予備
投稿日 : 2020/06/25(Thu) 22:54
投稿者 ゼノン
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