ベイヴィル、これを着ろ！

（窓からは陰になる位置の壁フックに、木製ハンガーで掛けているクラシカルなメイド服。）
12日の冒険用。ゼロ＆ルロイの要望に、条件付きで私も乗ることにして、ジーナス博士に仕立ててもらったメイド服だ。

・バトルドレス用メイド服
　一見するとロング丈のクラシカルメイド服。だが実際にはフィールドコートと呼ばれるジーナスの開発した防御加工が施されており、防弾、防刃、耐衝撃、耐熱、耐電、耐水、耐冷、耐爆効果が付与されている。しかも汚れも付きにくいおまけつき。それでいて通気性にも優れる。
　さらに追加で、スカートの裾に薄い剃刀状の特殊刃も仕込まれている。普通に裾を触っても何も切れないが、くるりと回った時には凶器と化す。（原文ママ）

支払いをゼロが持つということで、スカート裾の刃は私が要望した。
アミッドのメイド服にはこんなに耐性があったんだな、と知って驚いている。明らかに普段の私の服装より防御力が上がっている、一度限りなんてもったいない性能だ…普段からの冒険服にしようかな…。

（簡易ベッドの下に置く木箱。中には、これまで貰った便箋が仕舞ってある。）
エリクシルの案内で入った家具屋で購入した小物入れだ。
家具屋を案内してくれたエリクシルと、一緒に付いて来てくれたイングリットからは、私にはもったいない小物入れを勧められてしまった。
イングリットから勧められた可愛い小物入れは、家具屋に取り置きをしてもらえる事になった。いずれ…棚が必要になった時、一緒に購入するつもりだ。
棚を置けるようになったその時は、エリクシルもその時の私にピッタリな小物入れを選んでくれるという…。

（部屋の隅、床に直置きで、平らな鉄板・割かれた木片・紙束・インク瓶・布切れ、紙面にびっしりと書き連ねられた「蓬莱軒」）
字の練習になるから、貰った手紙は勉強道具にしてるんだ。
ヒューの手紙に紙を重ねて字をなぞったり、練習してみたが、結局この漢字を手紙に書く事はなかった。

（タオルを丸めただけの枕の傍らには、折り畳まれた油紙が置かれてある。中身は、蛇のうろこ模様が付いた半透明な皮。）
昨日の古森の依頼で授かった脱皮の欠片だ。火属性の力が感じられた。ここぞという時にポケットに入れておこうとおもってる。

（蛇皮は脱皮した皮らしく、蛇のうろこ模様が付いた半透明な皮だった。魔力を察知出来る者であれば、そこから火属性の魔力が流れていることに気付く。その皮をお守りなりにして持ち歩くことで、自身の火属性（火・肉体強化など）の魔力が開花し、魔法を徐々に使えるようになるだろう。あるいは、アミュレット（所持している間だけ魔法が使える）などとして使うことも出来るかもしれない・原文ママ）

（窓枠の内側、空瓶に挿して飾っている紫陽花ひと枝。）
昨日の古森での依頼から持ち帰った紫陽花だ。下の歯車亭から空瓶を貰ってきて挿してみた。水を貯めただけの瓶だから、いつまで保つか分からないが…できるだけ世話してみようとおもってる。

→1週間後枯れた…

（ドアの室内側に貼られている。木炭で描かれたモノクロ絵。海を背景に、描き手へ背を向けて立つVとXIの姿）
ヒューが描いてくれた絵だ。どこに貼ろうか迷った。出入りするドアに貼っておけば毎日見るとおもって、貼り場所はここにした。