遊びかたは以下のとおりです。

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（１）犯罪者の判定
犯罪者を追跡し、見つけるロールを行います。シチュエーションは自由に決めてください。
彼らの罪状も自由に決めていただけますが、ダイス（表1＆表2）で決定しても良いです。

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（２）犯罪者に対するアクションの成功判定
あらゆる行動の成否を1d100で判定します。回数やタイミングは任意でどうぞ。振らなくても構いません。

29以下：失敗
30以上：部分的成功（または、成功したが嫌なことも起こった）
60以上：成功
90以上：成功＋予期せぬうれしいことが起こった

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（３）ポイント計算
以下のいずれかの成果を上げると、魔法カード（後述）にポイントが自動で付与され、1ポイントあたり銀貨1枚の報酬となります。即日支払い可能です。

●再出頭を促す。本人の意志で最寄りの詰所に行けば、現在または将来の刑が軽くなります。説得して達成できたら2ポイントです。

●拘束＆連行。抵抗または逃走する相手を実力行使でひっ捕らえ、最寄りの詰所に連行できれば3ポイントです。

●さらなる犯罪の教唆。罪を重ねることを促し、相手に決心させることができたら1ポイント。その後は3通りに分岐します。
　　- 新たに行われた犯罪または犯罪計画の証拠をつかんだうえで、拘束＆連行できたら5ポイントです。
　　- 新たに行われた犯罪または犯罪計画について、本人の意志で自首させられたら7ポイントです。
　　- 証拠がない場合は追加の罪を問えません。2ポイントまたは3ポイントのケースとして見なされます。

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※「さらなる犯罪の教唆」については、成績稼ぎのチャンスと思った衛兵があなたを見込んで耳打ちしたか、あなたが衛兵の立ち話を聞いたか、あなたがナチュラルに人をそそのかしてポイントの高さに気づいたかのどれかでしょう。

※「さらなる犯罪の教唆」における証拠とは、物的証拠、状況証拠、写真、録音・録画、互いに関係性を持たない証人2人以上、その他妥当と思われるものです。

※相手をそそのかしてポイントが増えるのは一見おかしいようですが、潜入捜査的な解釈か、あるいは自白させた扱いなのかもしれません。魔法カードを配っている衛兵は何も知りません。軽い犯罪を担当する部署の待遇改善をもくろんで誰かが計算式をいじったことなんて、誰も知っているはずがありません。

【魔法カードとポイント】
獲得したポイントは、衛兵隊から配られる材質不明の魔法カードに自動でカウントされます。1ポイントあたり銀貨1枚の報酬となり、即日支払い可能です。
都の治安維持に貢献したという明確な実績にもなるでしょう。

【追跡術式】
犯罪者には追跡術式がかかっており、カードに数人まで登録して大体の居場所を探すことができます。居場所は文字、地図、絵などで表示されます。
各犯罪者の罪状、名前、特徴などは詰所で確認できます。彼らの中で追跡術式に気づいたり、解除したりできるスキルを持つ者はいないか少数です。

【支給装備】
魔法カードだけです。その他必要な機器類・装備類は支給されません。たとえば録音道具等が欲しいときは自前で調達してください。

【悪役PCと衛兵隊PCの参加について】
本イベントは基本的には表社会PC向けです。悪役PCで参加したい場合は、変装したり人を使ったりなどの工夫を適宜お願いします。
衛兵隊PCにもポイントは付与されますが、金銭的な報酬につながるのではなく、人事評価上の参考情報として扱われます。詳細は雰囲気でお願いします。

【酔っぱらった全身鎧の漂着騎士】
もう出てこないので忘れましょう。鎧を着たまま音速で走れる能力を持っていました。たぶん捕まりました。

※法律はもちろん、衛兵隊と都民の遵法精神などあらゆることが不明です。よしなにお願いします。

ダイス表1：犯罪者の種別（1d6）
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1、2、3: 凶悪性の低い犯罪で逮捕後、刑の確定を待っている容疑者
4、5: 説諭処分（厳しいお説教）または軽度の体罰を待つ犯罪者
6: 刑務作業で罪を償う懲役囚
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ダイス表2：犯罪の内容（1d12）

各犯罪の重大性はダイス表1に準じます。
つまり、同じ「不法侵入」でも、容疑者よりは説諭or体罰待ち、説諭or体罰待ちよりは懲役囚の方が深刻な不法侵入をかましています。単純化のため、ダイス使用時はそういうことでお願いします。
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1: どこかに不法侵入をした
2: 人に軽い怪我を負わせた
3: 人をみだりに怯えさせた
4: 露出またはのぞき見等、人の裸に関すること
5: 公共の器物をみだりに停止または破壊した
6: みだりに用水路を塞いだ
7: 衛兵隊の業務を過度に妨害した
8: 他人の私物に害を及ぼすおそれのある行為をした
9: 危険な動植物を放した
10: 公共の役職を偽った（衛兵隊であるとウソをつくなど）
11: 少額の窃盗を行った
12: 単発の詐欺行為を行った
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（以上）

Q: ダイスの出目が悪く、取り逃がしてしまった。
A: 問題ありません、後で誰かが捕まえるでしょう。後日追いかけて再挑戦したとしても構いません。

Q: 「さらなる犯罪の教唆」において、犯罪を重ねさせるまでに日数が空いてもよいか。また、教唆する犯罪の重大性はどのくらいまでか。
A: 追跡術式を使って後日追いかけたとして構いません。また、教唆した後に捕まえなくても構いません（後で誰かが捕まえるでしょう）。教唆する犯罪の重大性は特に制限しません。どうであれ軽犯罪担当部署の重要性は高まるはずです（と誰かが思ったのでこうなりました）。

Q: イベスレに書いていないことがやりたい。
A: 他の人がPC・PL的にイベントに参加しづらくなるようでなければOKです。迷う場合はお問い合せください。

Q: 録音・録画機器が欲しい！
A: 話を聞きつけた人が露店を出して売り始めたかもしれません。また、スキルのあるPCさんが作って配布・販売するロールもどうぞ。

Q:
A:

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