一度に多量の花が切られたことにより、【たったひとつだけ】残された花が、まるで蟲毒が【逆転した】ような魔術的プロセスを偶然踏んでしまったことで、強力な変化を遂げてしまったのが原因だと判明。当該の株はシュエ嬢に引き渡され、対処にあたったものには金一封とキイチゴが贈られた。また、事前準備に関わったものにも寸志が贈呈されたことだろう。

バラ園は再び庭師の手によって整備と刈りこみが行われた。吉田はこってり絞られたが、持ち前の素直さでちゃんと反省したようだ。

いくばくかの時間を置けば、またこの園でバラが咲き誇ることだろう。

（キーワード【たったひとつだけ】、【逆転する】ご提供ありがとうございました。）
（ご参加ありがとうございました！）

簡単な行動宣言なら、こちらに書き込むとGMから返事が来ます。
※ここの情報は、基本的には、ギルドの掲示板経由で公開されると考えてください。

●行動内容（お名前）
→GMからの回答（GM）

●園内での作業のため、庭師の方に仕事道具を貸して頂けないでしょうか？（リュカ）
→快諾されます。剪定バサミや鎌などの刃物類のほか、脚立、肥料、薬剤、縄など、庭師たちの仕事道具一式が届けられるでしょう。（ＧＭ）

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pass：1111

（予告日に公開できず陳謝、本日から調査開始となります。参加者はギルドにて以下の説明を受けたものとしていただけます。各PCはこの情報を基に、私書【trespass】宛てまたはPL用掲示板にて【事前行動】を宣言することができます。）

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【依頼の経緯】

とある貴族令嬢からの依頼です。
彼女は名前をシュエといい、都にほど近い郊外の土地に、小さなバラ園を所有しています。週末に自分でバラを鑑賞したり、知人を呼んでパーティをしたりするのに使っています。
人々に薔薇の美しさを広めたいと考えた彼女は、あえて人の出入りを自由にしていました。さらに、花を買う余裕のない人も楽しめるようにと、「こちらの花はご自由にお取りください」という看板を立てていました。そのやり方で過去数年、この花園はうまく運営されていました。

しかし、つい先日、庭師が大慌てで彼女に知らせを入れました。ある日突然、すべての花や、開花間近の蕾が持ち去られていたのです。
庭師は数日おきに手入れをしに来るだけで、その現場を見てはいません。オーナーのシュエ嬢も、月に数回見に来る程度です。花園には複数人の足跡が残っており、5人程度のグループによる行為と思われました。

その後、家臣たちの調査で首謀者が判明。なんと、最近、貴族院内の同家で大工として雇ったばかりの若者、吉田でした。彼は優秀な大工であると同時に、近所でも有名なパリピ陽キャでもありました。吉田は「ご自由にお取りください」の看板を見て、貴族というのは太っ腹だなぁと感銘を受け、花を摘んでフラワープールを作ろうと思いついたらしいのです。彼は、自宅の庭に木の板で見事な大水盤を作り、水を引いてきて溜め、仲間と摘んできた沢山のバラを浮かべて、親しい友人たちと素敵な夏のひとときを過ごしました。

シュエは非常に悲しみましたが、ご自由にお取りくださいと言ったのは自分だからと言って、今回は許すことにしました。それに、待っていればまた花は咲くと思ったのです。
しかし、待てど暮らせど、次の蕾が育つ気配はなく、バラ園は緑一色のままでした。しかも、見たこともないスピードで回りの草や木が成長し、バラ園を覆うようにはびこっています。

花園の中で何かよくないことが起こっているのではないかと庭師は言い、庭仕事を怖がるようになってしまったので、彼女は冒険者に調査を頼みました。


【バラ園の構造】

すっかり藪と化していますが、実は6区画に分かれています。
手前に2つ、広めの通路を挟んで奥に4つの四角い区画です。上から見れば、縦書きにした「田中」の字のように見えるでしょう。
バラは手塩にかけて育てた株ばかりとのことで、「できるだけ残してほしいが、必要があれば損害は覚悟している」とのことです。雑草とバラの見分けが付くように、バラの細密画を印刷したカードが各自に配られます。

区画番号は以下の通りです。

　５　　６
　３　　４
　１　　２
　　入口

園の出入り口は１＆2の間にあります。とはいえ、バラ園は低い柵で囲まれているだけなので、藪さえ処理すれば外側からアプローチすることもできます。低木や、背の高い草を刈って道を作らないと、バラ園内を移動することは難しそうです。


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（キーワード【吉田】、【パリピ陽キャ】、【田中】、ご提供ありがとうございました。）

Q.
A.

Q.
A.

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