Strafkolonie-多目的掲示板【本家/学園共用】
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fld_nor.gif 図書室の蔵書
投稿日 : 2020/06/09(Tue) 19:37
投稿者 図書室
参照先
図書室(マルチ掲示板→ルーム設定共有板を参照のこと)の蔵書一覧。

タイトルと概要だけで結構ですので、レスではなく、こちらの記事内にご自由に追加してください。


元々持っていた本、流れ着いた本をどこかで入手した、自分で執筆したなど、種類問いません。
自分自身で執筆したもののみ、貸し出されると貸出料の一部が支払われているようです。


【蔵書一覧】(50音順(増えてきたらジャンル分けとかするかも知れません)

タイトル:『麗しき探偵リオ』シリーズ
原作:アルル・フェレド 著者:某都民
概要:とある漂着者が、元の世界で好きだった美少女探偵小説を可能な限り思い起こして書き記したもの。ひとり1つの特徴的なサイキック能力が発現する世界で、事件を解決したり、解決しなかったり、どちらかというと人情的な話が多い。どうしても思い出せないところは断り書きがあるため、そこを補完する同人誌(本来の意味で)もたまに置かれている。

タイトル:ウヴフ語辞典 著者:ミスル公国言語統一・編集事業部
概要:「ウヴフ語」というクサビ形文字の解説書。漂着者たちは、ウヴフ語は解読不能なもののミスル語による解説は読めるようだ(持ち主だった漂着者にとって「読める」言語とそうでない言語の違いであろうと思われるが、詳細は不明)。
9つのクサビまたは空白が並ぶことで1語が表記される。これらの語が左→右へ並ぶことで文章となる。
→→→ ←→↓ →↓↓
←↓→ ↓←↓  ↓↓
← ↓ ↓←← →←←
(その地を歩くことのできる鳥は自らの能力を証明するかの如く地面に降り立った)

タイトル:「片手剣指南」 著者:テイ・ガイハク
概要:フェンシングに似た細身の片手剣同士の打ち合いを解説した指南書。線画による図解付きで、基本的な型が解説されている。持ち主が勉強熱心だったのか、ぜんぶの文章に明るい色のマーカーが引かれている。そりゃもう、ぜんぶの文章に。あと下線もすっごい引かれている。

タイトル:機械女神の学説 多次元世界と漂流原因の章Ⅰ 著者:マキナ
概要:
白色のシンプルな書籍に水色の字でタイトルと著者が書かれている。学説書籍という事もあり、普段のマキナより知的な印象の文章で書かれている。
(内容については長くなりますのでレスさせていただきました)

タイトル:機械女神の学説 多次元世界と漂流原因の章Ⅱ 著者:マキナ
概要:
白色のシンプルな書籍に水色の字でタイトルと著者が書かれている。学説書籍という事もあり、普段のマキナより知的な印象の文章で書かれている。
(内容については長くなりますのでレスさせていただきました)

タイトル:専門家が教える魚のおいしい食べ方  著者:ミスターテヅルモヅル
概要:半魚人の漂着者が持っていた本と言われている。さまざまな赤身魚、白身魚、深海魚のおいしい食べ方が広範に解説されており、海産物豊かな都にベストマッチな一冊と言えよう。その調理法や下処理方法はおおむね的確らしく、図書室には写本が数冊あるほどだ。ついでに、意味の解らない生命体の調理法もちょいちょい記載されている。

タイトル:フワートぼうやのぼうけん  著者:シュアルディケリー・スー
概要:泥にまみれた形跡のある子供向けの絵本。とある野原の花から飛び出した綿毛の男の子フワートが、森を超え山を越え、動物や鳥たちと出会いながら冒険をするお話。最後は民家の庭に降りたって根づく。ページの各所に小さな牙で噛み空けられたような穴があるのがご愛敬。

タイトル:「錬金術入門(上)」 著者:イオール・リッター
概要:青い装丁が施された書物。魔術と錬金術の違いの説明から始まり、魔力が無くとも工夫次第で錬金術は使えること、地水火風を利用することで、物質の分解と調合は可能であることなどが記されている。だが肝心の下巻がない。

タイトル:「????」(謎めいた絵本)
概要:どこからか流れ着いた絵本。それはもしかすると、あなたが親しんだ絵本かも知れない。或いは、あなたの思い出が、あなたの世界の思い出が絵物語のように浮き出るかも知れない。あなたが想う誰かのものだったりするかも知れない。あなたがそれを知るべきタイミングならば――。
普段は古びて朽ちかけた、読むことの出来ない絵本だ。


例):
タイトル:「ふるごとしるし」 著者:(空欄でも構いません)
概要(本の内容だけでなく、見た目などその他の情報何でも可):忍びが戦う場合の作法などが記されている。


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件名 図書室のガラクタ箱
投稿日 : 2020/09/03(Thu) 23:28
投稿者 司書
参照先
都へと流れ着いた、使い道のわからないガラクタが入っている。大半はちょっと収集癖のある司書が海岸で拾ってきたものだとか。
どこの世界から流れ着いたのかも分からないし、価値のあるものでもないけれど……。

※様々な世界から流れ着いたガラクタ(価値のあるものは売っぱらわれちゃいますよ)が入っている箱。あなたの知っている物が入っているかも知れませんね。


【箱の中身】(ご自由にご記入下さい)

・流木
長く永く漂流したらしい木片。古い物のようだが不思議と状態は良く魔力を感じる。潮と刻に磨かれたそれは美しい光沢を放っている。
(魔法薬の材料や魔道具の素材としてなら多少の価値はあるだろうが…)

・壊れた懐中時計。盤面のガラスはひびが入り、真鍮の外装も黒ずんでしまっているが、丁寧に作られたことがわかる。海底の景色を意匠化した図案が彫刻されている。



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件名 機械女神の学説 多次元世界と漂流原因の章Ⅱ
投稿日 : 2020/06/10(Wed) 07:04
投稿者 マキナ
参照先
(白色のシンプルな書籍に水色の字でタイトルと著者が書かれている。
 学説書籍という事もあり、普段のマキナより知的な印象の文章で書かれている)


Ⅰでは多次元世界の存在、そして多次元世界リンクという現象について説明させていただいた。
Ⅱで、なぜ多くの者がこの世界へと漂流してしまうのか、その原因について紐解いていきたい。

前章で触れた次元世界リンクという現象に当てはめれば、漂流者がこの世界に転移された理由は主に二つ考えられる。
ひとつは自然現象により次元世界リンクが発生し、漂流者がこの世界に飛ばされた。
もうひとつは人為的な手段で次元世界リンクが引き起こされ、漂流者は意図してこの世界に連れてこられた。

自然発生による次元世界リンクが原因ならば、気になる点が二つある。
ひとつはあまりに頻繁に起きすぎている事だ。
Ⅰであたしが論じたように、次元世界リンクが自然に発生するケースは元来なら稀なのだ。
そしてもうひとつは、多発する次元世界リンクがこの世界に集中している事である。
この世界そのものが次元世界リンクを発生させ、まるで様々な世界の生物や物質を吸い寄せているかのようだ。
少なくとも、この世界は様々な世界に干渉する特異な位置にあるのは間違いないだろう。

そして、人為的な手段により漂流者がこの世界に連れてこられたとする説。
この説が正しいと仮定するならば、様々な世界からこれだけの人数、物質を作為的にひとつの世界に集める時点で我々の想像を凌駕するとてつもなく強大な存在である事が考えられるだろう。
少なくとも、単に次元世界リンクを引き起こす装置を造るだけでは、これだけの規模の人や物を転移させるのは不可能だ。
漂流者をこの世界に連れてきた動機について、悪意とも一概には言い切れない。
あたし達は、この世界に飛ばされた事でその強大な何者かに知らない間に救済されている可能性も考え得る。
例えば──……これは想像したくない説ではあるが、漂流者の元いた世界の多くは既に破滅の道を歩んでおり、あたし達はその強大な何者かにより滅び行く世界から救われたという考え方もできる。

これらは仮説の域を出ない部分もある。
しかし、研究を進めればこの世界の核心に至る事も可能ではないかとあたしは考えている。
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件名 機械女神の学説 多次元世界と漂流原因の章Ⅰ
投稿日 : 2020/06/10(Wed) 07:02
投稿者 マキナ
参照先
(白色のシンプルな書籍に水色の字でタイトルと著者が書かれている。
 学説書籍という事もあり、普段のマキナより知的な印象の文章で書かれている)


あたしはマキナ、科学という分野を研究している者だ。
始めに、これは仮説を交えての話である事を留意していただきたい。

この書物を手に取った方々も、元はどこかの異世界より訪れた漂流者である者も多いと思う。
多次元世界論というものがある。
──世界はたったひとつではなく、様々な世界が存在しているという物理理論だ。
尤も、既にあたしが元いた世界では多次元世界の存在について確固たる証明がなされている理論でもある。
元の世界を覚えている人ならば、この世には複数の世界が存在しているという事を実感できている事だろう。

世界の広さや形はたまた法則ですら様々ではあるが、これらの次元は通常、交わる事なく常に離れ離れで存在している。
しかし次元世界リンクという現象があり、言ってしまえば通常は交わらない世界と世界同士が一時的に繋がってしまう事がある。
この次元世界リンクが発生すれば、その世界の人や物質がリンク先の世界へと転移してしまう。
世界間の転移現象の範囲は、人間一人や集団など大抵は狭い範囲に留まるが、ひとつ都市や山をも巻き込むケースが確認されている。

次元世界リンクは自然でも起こりうる事だが、人工的に発生させる事も可能だ。
むしろ自然に発生するケースは本来稀であり、装置により作為的に引き起こす事で次元世界間転移の手段として用いられるのが主である。
断言はできないが、漂流者を元の世界へと戻す手段を有する元老院が次元世界リンクを起こす何らかの方法用いている可能性は十二分に考えられるだろう。
だが残念ながら、次元世界リンクの理論を理解していても様々な要因によりあたしがこの世界で次元世界リンクを発生させる装置を開発する事は現状難しいと言わざるを得ない。

Ⅱにつづく
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